朝早く夜遅いパティシエの仕事。毎日忙しく働いていると、どうしてもお休みの日にはゆっくり寝ていたいのが本音ですよね。
でもここで何かひとついつもと違う行動を起こすことで、他のパティシエと差がつくかもしれない…。そう考えると、ただ布団の中でゴロゴロしているのはもったいない!
あえてここは
「ミュージカル観劇」という思いっきり別世界に飛び込んでみるのはいかがでしょうか?
美術館や映画館に行ったり洋菓子店巡りをしたりと、感性を磨くにはたくさんの方法がありますよね。実はミュージカルには、そんな美術館や映画館、洋菓子店巡りで得られるヒントがぎゅっと詰まっているのです!
ミュージカルで使用される衣装や小道具などは、その時代や国の文化を反映されています。海外作品ともなれば普段なかなか見ることのないデザインやモチーフの宝庫!ケーキのデザインとして参考にできるものも少なくはないはず。
現実社会ではまずあり得ないようなミュージカルの世界観ですが、パティシエとしての感性を非常に刺激され、ケーキのデザインなど新たなアイデアのきっかけになるかもしれません。
代表的な作品には、洋菓子が登場するものもたくさんあります。『雨に歌えば』では大きなケーキからヒロインが飛び出してきたり、『エリザベート』ではあの『デメル』のチョコレートケーキが出てくるなど、洋菓子はミュージカルの欠かせないアイテムのひとつ。
人々が長い歴史の中でどんな風に洋菓子が登場し、人々の生活に華を添えてきたのかを知ることで、洋菓子の知識がさらに広がります。一見異世界とも思われる中に自分を置いてみる事で、何か新しいアイデアの発見につながるかもしれません。
ミュージカルを見るなら、断然
“生”がオススメ!リアルタイムに見るからこそ感じるその場の空気感や緊張感が、見る人の感動を何倍にも大きくさせます。これはオープンキッチンのお店も増えている洋菓子業界でも同じ。華麗に素早く、そしていかに美味しそうに
 “魅せる”かという部分ではミュージカルと共通する部分があるのです。
東京・赤坂の『
Toshi Yoroizuka Mid Town』では、実際に受けたオーダーをお客の目の前で作る
“魅せる演出”が体験できます。目の前で作られるお菓子を前にしたお客の目は、まさしく観劇している客席の目そのもの。
お腹を満たすだけではなく心の中まで豊かになることも、洋菓子を作る上で大切なこと。そのきっかけとして、ミュージカル観劇で感性を磨いてみるのはいかがでしょうか?