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「都市と郊外、どっちがいいの?」パティシエに聞くフランス留学のススメ


パティシエなら一度は行ってみたいと思う人も多い、本場フランス。フランスには誕生日でなくても日常的にスイーツを食べる文化があり、フランス人にとってスイーツはパン同様、日々の生活に欠かせないものでもあります。

今回は、そんな「スイーツの都 フランス」での留学を経験した先輩たちが、フランス留学についてのアンケートに答えてくれました。

  • 目的別でみる留学エリアの選び方
  • 都市部と郊外の違い
  • 治安
  • 物価
  • 交通の便 など

いろんな角度からそれぞれ都市の魅力を伝えますので、フランス留学をお考えの方はぜひ本記事を参考にしてくださいね。

トレンドを学ぶなら、都市がおすすめ

「これから留学を考えているパティシエに薦めたいエリアはどこですか?」という問いに対して、圧倒的に多かった『パリ』と『リヨン』。日本で例えると『東京』と『大阪』と言えるほど、フランスでは都市エリアとなります。

▲フランスの地図はこちら

フランスの最大都市『パリ』

フランスのパリは、全部で20区からなる大都市。広さで言うと東京7区分ほどのコンパクトな街で、端から端まで電車で30分〜1時間で移動することができます。ただ、基本的に多くの人が利用するターミナルエリアになりますので、物価は高め。交通の便は抜群ですが、スリなども多く、一概に治安がいいエリアとは言えません。

パリ10区は、オペラ座やパリで有名な百貨店のギャラリーラファイエット、ピガール広場などがある地区で、スイーツも最先端を誇るエリア。パリでトップパティシエの座を確固たるものにしている「クリストフ・ミシャラク氏」が2013年に初めて出店したのも、このパリ10区です。

▲東京、表参道原宿エリアにあるミシャラクの店舗で人気のショコラ※https://www.instagram.com/michalak_jp/より引用

ちなみにパリ1区は、有名なショコラトリーが並ぶチョコレートの激戦区。6区・7区はベーカリー店も多く、ピエール・エルメのクロワッサンが食べられるのもこのエリアです。スイーツ・ストリートと言われるバック通りもこの区にあり、この辺りにはアシェットデセールに力を入れているお店も多いです。

パリに次ぐ第二の都市『リヨン』

リヨンは、パリに次ぐ第二の都市。「活気あふれる美食の都」と言われるほど、食が豊富な街でもあります。パリからは直通の特急列車で2時間ほどの場所にあり、パリに比べて治安が良く、物価も安いのが特徴です。

リヨンは焼菓子が豊富で、マカロンやクッサン・ド・リヨンというチョコレートのガナッシュをキュラソーの香りをつけたアーモンド生地でコーティングした小さな砂糖菓子も有名です。

▲クッサン・ド・リヨンは、チョコレートとマジパンで構成されたリヨンの甘い名物※https://www.instagram.com/p/B72v9xSo57d/より引用

そのほか、フランスでもトップクラスの菓子職人であるリシャール・セーヴ氏によるショコラティエや、2001年にヨーロッパチャンピオンになったパティシエ兼ショコラティエのロマリック・ボワレイ氏によるデリス・デ・サンスなど、リヨンにはたくさんの有名店が並んでいます。

まずはざっくりと「最先端のスイーツを学びたい」「老舗で一流パティシエの技術を身に付けたい」という人は、パリやリヨンを候補に入れてみるのはいかがでしょうか?

異文化を学ぶなら、郊外がおすすめ

おすすめ留学先としてパリやリヨンなどの都市エリアが人気を集める一方で、「都市とは違う楽しみがある」「語学や文化が面白いので、田舎に行くといい」という理由で、一定層の人気を誇る郊外エリア『ロワール』や『グルノーブル』を挙げる人もいました。

▲フランスの地図はこちら

風情あふれる古城の街『ロワール』

ロワールは、パリから車で1時間半ほどで行ける街で、歴史と文化が根強く、130以上もの古城があるエリアです。巨匠ダ・ヴィンチが暮らした街とも言われています。都市部からのアクセスが悪く、パリから直通の電車やバスはありません。車での移動が必須です。

▲ロワールの古城

▲ロワールで有名な「マカロン・ド・コルムリー」は、クッキーのような素材が特徴の焼菓子

ロワールは、アクセスの利便性が悪いエリアですが、日帰りで古城巡りをする観光客がたくさん来る街でもあるため、老舗のベーカリーやパティスリー、カフェなどはいくつかあります。学生が多く住んでいるのもロワールの特徴で、治安も良く、フランス語の発音も聞き取りやすいです。そのためパティシエ技術と同時に、語学を学びたい人にもおすすめのエリアです。

学生が多く、文化交流も盛んな街『グルノーブル』

グルノーブルは、フランスの南東部に位置する都市で、パリからは直通の電車で3時間ほどかかります。ロワールに次ぐ学生都市で、日本人がいても違和感なく受け入れてくれる環境が整っています。パティスリーのオーナーにもよりますが、寮に入れてくれるところもあり、そうすれば自炊も出来ます。都市に出るのに時間はかかりますが、直通電車があり、治安もよく、住みやすいエリアです。

▲グルノーブルの山から見えるアルプス山脈

そのほかの回答では、まるで絵本の中のようなカラフルな街『アルザス』、モン・サン・ミッシェルを誇る画家や音楽家に愛された街『ノルマンディー』、スペインとの国境を超え、異文化交流が楽しめる『バスク地方』といった郊外をおすすめしてくれた方もいました。

都市部から少しでると、古き良きヨーロッパの歴史に触れることができ、フランスへ留学にきてる外国人の方も多く、異文化交流も盛んです。パティシエとしての技術の習得のほか、ヨーロッパの文化に触れたい方は郊外エリアもおすすめです。

まとめ

「目的別にみるフランス留学のススメ」はいかがでしたでしょうか?
同じフランスでも都市と郊外で、大きな違いがあったように思います。いつかフランスへの留学を考えている方は、「身に付けたいパティシエの技術」や「自身が学びたい分野」「治安や利便性といった生活環境」などから、優先順位をつけて、エリアを考えると良いかもしれません。

さいごに、アンケートに答えてくれた留学経験のあるパティシエ達からのアドバイスも、いくつかご紹介します。

▼アンケート結果(一部抜粋)

  • 日本で覚えても、あっという間にそのフランス語は忘れます。フランス語は現地で覚えるのが一番!同僚やお店の人に聞きまくってとにかくめんどくさい奴になりましょう!
  • パリのレストランで働けたのはすごく大きな経験になりました。パリにはパティスリーだけでなく、レストランパティシエがたくさんいるので一度経験してみるのも良いと思います。
  • 行く前には言葉のヒアリングだけは勉強していった方がよい。フランス語が話せなくても、言われてることが分かっていれば、日本人として働くというだけで認めてもらえます。日本人は真面目なので。
  • フランス人は基本的にアジア人を差別している。が、それだけでなくアジア人を尊敬している面もある。差別されていると悲観的になるのではなく、自分から日本人のすばらしさを伝えることがとても大切だった。

留学を踏み切ることは、簡単なことではありません。
ワーキングホリデービザを取得するにも30歳以下という制限がありますし、お金も時間もかかります。そして何より、勇気が必要です。

実際にアンケート結果を見ていても、ホームシックにかかった話や、なかなか異文化に馴染めず苦労したという話が多くありました。しかし誰一人「行かなければ良かった」という人はいませんでした。

フランス留学はきっと、パティシエとして成長したいというあなたの気持ちに応えてくれるはず。フランス留学を検討中の方は、こういった先輩たちのアドバイスも参考にしてみてはいかがでしょうか?

この記事の筆者

なつ

私も高校時代にカナダへ留学していました。カナダは多文化主義で、私のホストはフランス系カナダ人でした。他にもコンゴからの留学生がいたり、ロシアからの留学生がいたり。異文化交流な日々でしたが、みんなが文化の違いを寛容に受け入れてくれる海外での生活はとても楽しかったです。

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