数年前までは“お菓子後進国”と言われてきた韓国。
お店で販売されている洋菓子は甘すぎたりクドすぎたり、はたまたホールケーキにトマトが飾られていたりとちょっと残念な印象がありました。しかし最近は変化のきざしがあり、フォトジェニックな洋菓子が韓国でも増えてきているようなんです。
そこで今回は、韓国で話題を集めている洋菓子について、SNSを中心に調べてみました!
花びら一枚一枚がリアル!韓国・新進気鋭のスイーツクリエイター
まるで生花のような鮮やかな色使いのフラワーケーキ!
こちらは韓国・ソウルで活躍中のスイーツクリエイター「atelier soo(@soocake_ully)」さんの作品。すべてバタークリームで仕上げているそう。花びら一枚一枚の表情やつぼみのふっくら感は非常にリアルで、思わず見とれてしまうほどの完成度です。
強めの原色で構成された先ほどのケーキとは異なり、パステル系のやわらかな色使いも素敵です。アトリエではケーキ作りのレッスンも開かれているとか。どんな器具を使っているのか、種類の異なる花の絞り方など、目の前で作る様子を見てみたいものですね。
公式ブログ
http://blog.naver.com/
インパクト抜群!「DOREDORE」のレインボーなケーキ
▲レインボーケーキ:8500ウォン(日本円でおよそ868円)
出典:https://www.instagram.com/
韓国トレンドの発信地として人気のストリート、カロスキル(街路樹通り)。日本で例えると青山や代官山のようなオシャレ地区で今話題となっているのが、カフェ「DOREDORE」のレインボーケーキです。 一度見たら忘れられないビビットなカラーですが、天然色素のみで作られているので安心して食べられます。1ピースがとっても大きいのもポイント!みんなでシェアして食べる方が多いようです。
公式Facebookページ
https://www.facebook.com/doredorec/
子どもに大人気!動物をモチーフにした「THE MÉNAGERIE」のドーム型ケーキ
▲アニマルデコレーションケーキ:38000ウォン~(日本円でおよそ3880円)
出典:https://www.instagram.com/
韓国に4店舗を構えるスイーツブランド「THE MÉNAGERIE」。ドーム型で作るアニマルデコレーションケーキやオリジナルのアイシングクッキーなどを多く揃えており、「愛嬌のある表情がかわいい!」とSNSを中心に人気を集めています。
▲アニマルカップケーキ::6500ウォン~(日本円でおよそ664円)
出典:https://www.anniversary-web.co.jp/
ウサギ、ブタ、クマなどをかたどった小さなカップケーキも好評なのだとか。こちらもすべて天然色素を使っているそう。カップからひょこっと顔を出したような、あどけない表情がまたいいですね♪
▲ホールケーキ/LOVERY RIBBON:45000ウォン(日本円でおよそ4596円)
出典:http://www.shinsegaefood.com/
かわいい動物だけでなく、大きなリボンをモチーフにしたホールケーキも。記念日やお祝い事に喜ばれそうなデザインです。
公式サイト
http://www.shinsegaefood.com/
韓国のメレンゲ菓子専門店「シュガーレーン」の人気スイーツ・メレンゲキス
▲メレンゲキス:1500ウォン~(日本円でおよそ153円)
出典:https://www.instagram.com/
メレンゲを使ったスイーツの専門店「シュガーレーン」の人気商品は、コロンとした見た目がかわいいメレンゲ菓子。その名も「メレンゲキス」!何色もの色を使った美しい彩りはインスタ映えも抜群です。
外側はカリッと、中はふわっとなめらか。栄養価が高いのに低カロリーな卵白を使っているので、罪悪感を持たずに食べられるのも魅力的ですよね。
▲メレンゲキス:1500ウォン~(日本円でおよそ153円)
出典:https://www.instagram.com/
持ち帰りの時のパッケージはこんな感じ。美しい色合いが一目で分かるように、またツンとした先が折れないようにといくつもの工夫が施されたケースに入っています。
ほかにもグリッシーニにメレンゲを付けたり、定番のマカロンがあったり。メレンゲのおいしさと楽しさを満喫できるショップです。この華やかさなら人気があるのもうなずけますよね!
公式サイト
http://smartstore.naver.com/sugarlane
本物そっくり!「Butterbe Baking Studio」の多肉植物なカップケーキ
見た目は完全なる多肉植物ですが、実はバタークリームを使ったカップケーキのデコレーション。口金を駆使し、サボテンの花までそっくりに作られています!
こちらは韓国の「Butterbe Baking Studio」というメーカーが手掛けたものです。ほかにも可憐なフラワーケーキや有名人の顔を模したケーキなど、幅広い種類で注目を集めています。
公式サイト
http://www.butterbe.com/
まとめ
もともと韓国は洋菓子を日常的に食べる文化があまりなかったのだそう。ケーキは記念日などの特別な日に食べるという認識なので、どのお店もカットせずホールケーキのまま販売していたのだとか。
しかし最近では韓国のデパートに日本のケーキ店が出店したり、日本で修業を積んだ韓国人パティシエが地元に戻ってお店を開いたりしているため、韓国スイーツ全体の底上げにもなっている様子です。
今後もレベルが上がりそうな韓国の洋菓子、その動向にこれからも注目していきたいですね!