食べ歩き時に必見!パン職人が通う《東京のベーカリー5選》

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みなさんは、パンを食べて感動したことはありますか?
美味しいパンに出会った時、この味はどうやって作られているのだろうと気になりますよね。そんな製法をもっと知りたくなるほどのベーカリーが、東京にはたくさん集まっています。 今回は、パン職人が今注目している東京のベーカリーを5つご紹介します!

MAISON LANDEMAINE TOKYO/
メゾン ランドゥメンヌ トーキョー(六本木)

出典:https://www.instagram.com/

メゾン・ランドゥメンヌは、パン職人であり実業家でもある石川芳美氏と、パティシエとして活躍するロドルフ・ランドェメンヌ氏が、2006年パリにて夫婦でOPENしたブーランジェリー。現在パリに12店舗を構え、「パリ最高パン屋賞」を受賞。2015年3月には日本に初上陸して話題となりました。中でも注目したいのは、おひとつ518円(2018年2月時点)のクロワッサン。

フランス産の発酵バターを使用したこだわりの商品ですが、実は一般的なクロワッサンより層が少なくなっているのが特徴です。層を少なく折り込むことで、より全体のもっちり感が増し、バターの風味も豊かに香ります。同じ製法で国産のバターで作られたクロワッサンも販売されているので、比較して食べるのもおすすめです!

Maison Landemaine Tokyo(メゾン・ランドゥメンヌ 東京)
〒106-0041 東京都港区麻布台 3-1-5
TEL 03-5797-7387
営業時間 7:00~19:30
定休日 無休
HP https://www.maisonlandemainejapon.com/

Brasserie VIRON/
ブラッスリー ヴィロン(渋谷)

出典:https://www.instagram.com/

圧倒的な存在感を放つ、パリッとした赤が基調の外観が目印。ヴィロンで人気ナンバーワンと言えばバケットです。フランスで毎年開催される「パリ・バケット・コンクール」では10年の間に7回も賞を受賞している、まさしくパンの本場で認められた職人の味!小麦粉はフランスから直輸入の「レトロドール」を使用しており、ヴィロンでしか味わえない小麦粉の味にも注目です。

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フランスと日本では湿度を含めパン作りの環境が大きく異なりますので、その中でもお粉も技術も本場の味を楽しめるのは嬉しいですね。2階はレストランになっており、料理と一緒に贅沢なモーニングやディナーが楽しめます。

Brasserie VIRON(ブラッスリー・ヴィロン)
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町33-8 塚田ビル1F
TEL 03-5458-1776
営業時間 9:00~23:30
定休日 無休

Dans Dix ans/
ダンディゾン(吉祥寺)

出典:https://www.instagram.com/

パン好きの方々の間でも、特に有名なベーカリーのひとつ。アートギャラリーのような落ち着きある店内で一際目を引く「BE20」がおすすめ。カットしてみると、断面がきのこのよう。頭が大きく「可愛すぎる!」と噂の食パンです。

出典:https://www.instagram.com/

発酵バターを贅沢に20%使用しているという意味合いの「BE20」は、北海道産小麦粉「春ひかり」との相性も抜群です。また食パン以外にも、ハード系の食事パンやおやつパンなど、個性的な商品がずらりと並びます。中でも人気の「シガーショコラ」は、シガーに見立てた細長いパンにほろ苦いカカオのガナッシュが挟まっており、味も食感も大人向け。ダンディゾンの落ち着きのある空間でオリジナリティ溢れるパンを選ぶ時間はわくわくすること間違いなしです。

Dans Dix ans(ダンディゾン)
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-2
TEL 0422-23-2595
営業時間 10:00~18:00
定休日 火・水曜日
HP http://www.dans10ans.net/

HIMMEL/
ヒンメル(目黒)

出典:https://www.instagram.com/

店名はドイツ語で「空、天国」。空色の扉とプレッツェルのロゴマークでおなじみ、ヒンメルで特に注目したいのは、もちろんドイツパンです。ドイツで修業したパン職人によるドイツパンは、なんとライ麦100%のロッゲンブロート(商品名:フォルコーン)。ドイツパンは穀類と小麦粉の配合比率で名称が変わるのですが、ライ麦100%のロッゲンブロートはまさしくドイツパンを取り扱うヒンメルならではの商品です。

出典:http://www.himmelbrot.com/

他にもロッゲンブロートより穀類のお粉の比率が少ない「ロッゲンミッシュブロート」などメニューは豊富です。穀類の酸味と目の詰まった独特の食べ応えがありますので、普段馴染みのあるふわふわパンとの違いをぜひ楽しんでみてください!プレッツェルやクーヘンなどドイツのパンやお菓子、そしてお惣菜パンなど日本のパンも充実しています。

HIMMEL(ヒンメル)
〒145-0062 東京都大田区北千束3-28-4
TEL 03-6431-0970
営業時間 7:00~22:00
定休日 火曜日
HP http://www.himmelbrot.com/

VIKING BAKERY F/
バイキング ベーカリー エフ(南青山)

出典:https://www.instagram.com/

最後にご紹介するのは、2017年10月にオープンしたばかりの食パン専門店。店内には常時10種類の食パンが並んでいます。一つひとつこだわりが詰まっていて、バリエーション豊かな食パンが並びます。ほうじ茶×ホワイトチョコ、竹炭×ドライトマトなど他のお店ではなかなか見られない組み合わせの食パンでありながら、素材にこだわりしっとりと焼きあがっています。

出典:https://www.instagram.com/

またそれらの食パンに合わせて考えられたサンドイッチは、見た目も華やかで手軽に食パンを楽しむことができるので、こちらも合わせてチェックしておきたいところ。まだまだオープンしたばかり、今後のメニューの展開にも期待です!

VIKING BAKERY F(バイキング ベーカリー エフ)
〒107-0062 東京都港区南青山1-23-10
TEL 03-6455-5977
営業時間 8:00~19:00
定休日 無休
HP https://www.vikingbakery.jp/

まとめ

実際にベーカリーに足を運び、パンを味わうことで新しい発見がたくさん得られますよね。
ベーカリーによって違った製法、小麦粉の味わい、そしてパン職人の熟練の技術から焼きあがるパンは、製パンに携わる人達の大きなヒントにも繋がります。
東京でベーカリー巡りをする際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

written by

パティシエント編集部

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