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驚愕の離職率!なぜパティシエは辞めていくのか?


新卒のパティシエの離職率は1年以内で約70%、3年以内で約90%。10年以内になると約99%という数字が出ています。これは同じ年にパティシエになった100人のうち、1年以内に70人、3年以内には90人が辞め、10年後に残っているのは100人のうち1人だけ、という数字です。

※関西地域のデータ
同年代の一般企業に入社した新入社員の離職率が1年以内で約20%、3年以内で約40%という数字と比べると、かなり高いのがわかります。
※2015年のデータ

ではなぜ離職率が高いのでしょうか?
いろいろな形態のお店、企業があるのでもちろん離職率の低い職場もありますが、今回は筆者の体験をもとに「洋菓子業界の離職率が高い要因」の一端をお話させていただきます。

就職して1年後には7割が離職…厳しいすぎるパティシエの現実

筆者が働いていたパティスリーは伝統的で結構重めのフランス菓子をコンセプトにしたお店で、材料はかなりいいものを使っていた事もあり、その地域には珍しくシュークリームが1つ400円という強気の値段設定のお店でした。

ブライダルの仕事も請け負っていたので比較的一年中忙しく、毎日5時起き、6時出勤、帰宅は深夜1時、というのもザラでした。このサイクルを毎日繰り返すとさすがに体力的にはもちろん精神的に疲労してきます。時には忙しすぎてスタッフ同士でイライラしてしまうことも。パティシエの世界では就職して1年後には7割が離職するとも言われているのも納得だと思う激務の毎日でした。

みんなそれぞれの夢を持って洋菓子業界に入ってきたはずです。それでも毎年多くの人が「パティシエの仕事」という舞台を去ってしまいます。

悩んでるのは自分だけじゃない!インターネットで体験談や情報を得ることも

昨今女性のパティシエが多いのも一因となっているのではないでしょうか。

単純にパティシエという仕事は拘束時間がとても長いので、家庭との両立が難しいことも原因のひとつかと思われます。実際、パティシエになってから10年後の残存率は約1%という数字が出ているくらいなので、いかに厳しい職業であるかを表しています。

ほんの少し前までは学校生活を送っていたところに、就職したとたんに厳しい洗礼を受けるのですから最初はとにかく何がどうなってこうなっているのか、よくわからないまま日々の仕事に流されて行きます。相談できる人もなかなかいませんし、工房と自宅の往復の毎日。それでも時間は過ぎて行って、落ち着いて判断することもままならないまま追い詰められて離職の道を選ぶ事が多いのが実態ではないでしょうか。

しかし、今ではインターネットが普及していろんな体験談や情報を得ることができます。夢を諦める前にもう一度、今のパティシエの雇用事情を知り、現場の声に耳を傾け、悩んでいるのは自分だけではない、ということを是非知って頂きたいと思います。

転職の理由は様々…安易な転職は避けて自分の市場価値を見極める

日本では「転職」というとマイナスイメージを持ちがちですが、もちろんすべての転職が悪いわけではありません。もっとスキルアップしたい、これまでやったことのない分野に挑戦したい、など転職の理由は様々。

ただ安易に転職するのではなく、自分のやりたい事、いま出来る事、これからチャレンジして行きたい事などを客観的に判断して、自分の市場価値を見極めなければいけません。これらをしっかり自分のビジョンとして持っておくことはとても大切なことです。

いずれ独立して自分の店を持ちたいのか、どんな菓子が作れるようになりたいと思っているのか、小さな工房を持って通販オンリーの菓子を売り出して行きたいのか、ホテルで働きたいのか、レストランで創作的なデセールを出したいのか。パティシエと言っても働き方の選択肢はたくさんあるのです。

客観的に自分を見つめることも大事!自分がその店で働く姿を想像する

また、一つの事をやり遂げる事の大切さも頭に置いておいてください。同じ店の中でも勉強できる事はたくさんあるはずです。忙しい毎日の中でも、一度立ち止まって、客観的に自分を振り返り、熟考してからでも決して遅くはありません。

もし転職する道を選ぶ時は、まず実際に就職したいと考えているお店にお客様として行って、出している菓子、お店の雰囲気、店員の物腰、価格帯、特色、いろんな面を見てから面接に臨むと良いと思います。

例えば、自分の理想とする味の菓子を出しているお店であっても、店員の顔が不愛想だったり厨房に活気がなかったり。実際そこで働く自分の姿を想像してみてください。明日の自分の姿、と思うとがっかりしてしまうのではないでしょうか。

オーナーへの質問なども積極的に!キャリアアップに繋がる転職を目指す!

もちろん採用権はお店のオーナーさんにあるのですが、これから一緒に仕事をする側として、疑問点やオーナーの指針、労働時間、お給料などをしっかりヒアリングしてください。それをオーナーさんがめんどくさいと思っているようでは、すでに温度差がありますね。また質疑応答でいろいろ正直に答えて下さるオーナーさんとはうまくやっていけそうです。ただし職業上、残業はあって当たり前、くらいの気持ちでいて下さい。。お給料を頂いて、勉強までさせてもらっている、という謙虚さは忘れてはいけません。

離職率が高いのには業界的な問題ももちろんありますが、「転職する」のか「現職を続ける」のか、決めるのは自分自身です。転職する際には「現職がイヤになったからとりあえず辞める」ような安易な転職ではなく、しっかりと将来の自分の働き方を考えた上での「キャリアアップ」につながる転職になるよう、しっかりと準備を行ってくださいね。

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