【画像まとめ】サマーバケーション明け!ヨーロッパのシェフたちの新作ケーキ7選

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平成最後の夏、今年は記録的な猛暑でしたが、そろそろ涼しく感じる時間も増え、これから一気に秋になりそうです。
9月になり、ヨーロッパでは長い夏休みを終えて、仕事に戻って普通の日常が始まりました。フランスをはじめとする各国のシェフパティシエも、ビーチへ行ったり知人に会ったり、カカオ農園を訪れたりと過ごし方は様々だったようです。

今回パティシエント編集部は、気持ちを満たし、新しい感性を取り入れた彼らの新作ケーキを調査しました!

Christophe Michalak(クリストフ・ミシャラク)

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まずご紹介するのは、若くしてスターシェフとして活躍するChristophe Michalak(クリストフ・ミシャラク)氏です。過去、神戸のパティスリーでスーシェフを務めたこともある彼は、その後パリで自身の店をOPEN。現在パリ市内に3店舗とラボを展開していますが、2018年10月5日にはいよいよ日本(表参道)での初出店も決定済みという、今をときめく注目のパティシエです。

画像はそんな彼が放つ新作チョコレート。鮮やかな赤は、ラディッシュから抽出した天然色素で、情熱あふれるビジュアルへ。撮影用に緑を敷き、野に咲く赤い花を演出する遊び心も面白いですよね。

Fabien Le Moal(ファビアン・ル・モアル)

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続いては、パリ13区に位置するパティスリー「Laurent Duchene(ローラン・デュシェーヌ)」から。こちらのお店のオーナーは29歳にしてMOF(フランス最優秀職人賞)を受賞し、コンドン・ブルーで長年教鞭をとってきた超実力派。そのシェフの右腕として、現在エグゼクティブシェフを務めているのが、Fabien Le Moal(ファビアン・ル・モアル)氏です。

この秋新作として発表したのが、桃とフランボワーズを使ったパブロバ。メレンゲの乾燥焼きに自家製のラズベリーや桃のジャムを挟み、クリームをトッピング。シトラス系のハーブ「ヴァーベナ」も使って爽やかな香りに仕立てた一品です。

Jérémy Del Val(ジェレミー・デルバル)

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2014年度France du Dessertで優勝し、現在はフランスの老舗パティスリー「Dalloyau(ダロワイヨ)」のペストリーの中心にいるJérémy Del Val(ジェレミー・デルバル)氏。

デルバル氏が手がけたダロワイヨの新作は、ぱっと目を引く真っ赤なラ・フレーズ!プラリネローズを混ぜ込んだダックワーズにいちごのコンポートが入ったムース。飾りのクリームはフロマージュブランで作られていて、綿のようにふわふわとした見た目が可愛らしいですよね。こちらの画像はホールケーキですが、プチガトーバージョンも必見!ぜひチェックしてみてください。

Jimmy Mornet(ジミー・モネ)

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ルーブル美術館近くの高級ホテル、「Park Hyatt Paris Vendôme」のペストリーシェフを務めるのが、Jimmy Mornet(ジミー・モネ)氏。「目で見て楽しめるか」「味のバランスが良いか」をストイックに追求することで評価されているパティシエのひとりです。

画像は「小さな舟乗りの帽子」をイメージしたプチガトー。赤と青のコントラストが印象深い、まさに「目で見て楽しむ」彼らしいお菓子です。マリンシリーズは他にも、舵や貝殻をかたどったケーキなどがあり、思わず並べたくなるのでこちらも要チェック!

Pablo Gicquel(パブロ・ジクエル)

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世界の都市部やリゾートに高級ホテルを展開するローズウッドホテルグループ、そのうちのひとつ「Hôtel de Crillon, A Rosewood Hotel」のでシェフパティシエを務めるPablo Gicquel(パブロ・ジクエル)氏。まだ28歳で、今後の活躍にますます注目が集まっている若手パティシエです!

バニラシュークリームの上に、さらにバニラクリームを絞ったお菓子。ピストレ仕上げで冬のような雰囲気を演出しています。

Yann Couvreur(ヤン・クブルー)

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キツネのモチーフでおなじみ!パリ10区でアシェットデセールを提供する大人気店を経営する若きオーナーシェフ、Yann Couvreur(ヤン・クブルー)氏。数々の有名店で働いてきた一流のシェフの店にしてはカジュアルな雰囲気で、親しみのあることも人気の理由だそう。

ピスタスオとチェリーのケーキは、2017年に発表して好評だったため2018年もリバイバル販売。

Amaury Guichon(アモリー・グイション)

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最後にご紹介するのは「HUGO & VICTOR(ユーゴ&ヴィクトール)」「LENOTRE(ルノートル)」など数々の有名店でスーシェフ、シェフを務めた経歴を持つAmaury Guichon(アモリー・グイション)氏。現在は独立し、フリーランスのコンサルタントとして世界中の製菓学校や企業に招かれています。インスタグラムのフォロワー数はなんと94万人!大きな影響力をもつ方と言えるでしょう。

そんな彼が動画付きで紹介しているのが、こちらのチョコレートタルト。フランジパーヌを含んだスポンジの中にチョコレートムース、タルト生地を両側に貼り付け。クリームを華やかに絞るだけでなく、クランチチョコをさらに飾るなど手が込んでいます。立体的なビジュアルもインパクトがありますね。

まとめ

今回はヨーロッパのシェフパティシエの新作ケーキをご覧いただきました。
気になるケーキはありましたか?
日本ではあまり見かけないデザインなので、見ているだけでもワクワクしますよね。

近頃はインスタグラムで画像だけでなく動画でアップしているパティシエも増えてきたので、「このケーキどうなってるの!?」と気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

written by

あかざしょうこ

1984年生まれ。PATISSIENTの編集ライター。
「人生の教科書は人」をモットーに、聞いたり書いたりしています。

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