あなたはもう食べた?第4のチョコレート「ルビーチョコレート」ってなに?

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“ルビーチョコレート”をご存知ですか?
チューリッヒ(スイス)のチョコレートメーカー「バリーカレボー社(Barry Callebaut)」が約13年という歳月を費やして開発。2017年9月に【第4のチョコレート】として発表された、今もっとも注目されている新素材です!

そのルビーチョコレートを使った商品が、2018年1月19日からいよいよ発売となります。
世界初となる試みを行ったのは、ほかでもない日本!兵庫県神戸市に本社を構える「ネスレ日本株式会社」が展開する”キットカット専門店”で独占販売をするようです。

今回はそんな「ルビーチョコレート」についてを詳しくご紹介します!
「はじめて聞いた!」という方も
「名前は聞いたことあるけど詳しく知らない」という方も
どんなチョコレートなのか、おさえておいてくださいね。

ルビーチョコレートって…なに?

ルビーチョコレートとは、その名の通り、ルビー(宝石)のような赤みがかったチョコレートのこと。特徴はなんといっても、このきれいなピンク色でしょう。

ルビーチョコレートを語るうえでポイントとなるのは、『フレーバーも着色料も添加物も使っておらず、色や風味は純粋にカカオ豆に由来するもの』であること。南米で栽培されている「ルビーカカオ」が原料となっているそうです。
これまでも「ルビーカカオ」の存在は知られていましたが、加工の段階で赤みを上手く引き出すのに苦労していたのだとか。

当然、パティシエの皆さんが気になるのは
「どんな味なの?」
ではないでしょうか。

長い年月をかけて開発に成功したバリーカレボー社によれば、その味わいは【ベリーのようにフルーティー】。もちろんチョコレートなので【甘み】もしっかり感じられるそう。味はもちろんのことですが、宝石のように鮮やかで目を惹くビジュアルは、お菓子作りでも主役を張る素材になるかもしれませんね。

80年ぶりのチョコレート革命!

紀元前2000年ごろから、人々の嗜好品として愛されてきたと言われているチョコレート。その長い長い歴史の中で、発見されたチョコレートの種類といえば…
・ビターチョコレート
・ミルクチョコレート
・ホワイトチョコレート
の、たった3種でした。
流通しているすべてのチョコレートが、この3種の内どれかをベースに作られたものです。

3つ目に挙げた”ホワイトチョコレート”が初めて製造されたのは、1930年。
約80年ぶりとなる【第4のチョコレート】の誕生は、まさにチョコレート界が待ち望んだ新発見と言えそうですね。

まとめ

今回は”ルビーチョコレート”についてご紹介しました。
ベリーのようなフルーティーな味わい
鮮やかなピンクのチョコレート

2017年に発表されてから、「早く食べてみたい!」と待ち望んでいた方も多いはず。日本では、世界に先駆けてその味を確かめられるようですので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

written by

あかざしょうこ

1984年生まれ。PATISSIENTの編集ライター。
最近、猫を抱きしめることに幸せを感じています。生まれ変わったら飼い猫になりたいです。

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