2016年4月20日、ヌーベル パティスリー デュ ジャポン主催の技術コンテストが行われました。
今回潜入して、沢山の写真を撮らせていただいたのですが、その中でも筆者が気になった
厳選3作品を皆様にお届け致します。
パティシエ達が精魂込めて生み出した作品はどれも圧巻です。
細かい部分も見ていただきたいので、是非画面表示を100%にしてお楽しみください!
(…といいつつも撮影が下手で申し訳有りません) 早速1つ目の作品です。
■クラブハリエ 小林直記さん
この作品の前から足が動かなくなった・・というくらい圧倒的な存在感でした。
上部から見ていきましょう。
躍動感もさることながら、ツノの質感が見えますでしょうか?
『これ、飴細工だっけ…?』と二度見してしまいますよね。
既に筆者は軽いジャブを打たれているのですが、視線をおろすと追い打ちをかけるように、
繊細なウロコの質感と優美な青の色使いが『これでもか!』と目に入ってきます。
一見バラバラに見えそうなこの幻想的な2つの要素が絶妙に混ざり合って、色のバランス、全体の構図共にとても美しい作品でした。
次は、
■ザ・リッツ・カールトン大阪 菖蒲田 麻季さん
か…可愛い…。ため息がでてしまうこの作品。
透き通るような目と、少女のあどけなさが残る血色の良い頬。
緩やかで空気感を感じる、純白のドレスのドレープ…
髪の毛1本1本にも命が宿っているように感じました。
紫と白のコントラストはとても神秘的に見えますね。
これのミニサイズを持って帰って部屋に飾りたい…なんて思いつつ最後の作品を紹介します。
最後は
■五感 丹生屋 裕人さん
もうね…遠くから見てもわかりましたよ。
強く・儚く・そして美しいサソリの登場です。
画面を100%表示にしたことを後悔しそうなくらいリアルじゃないですか?!
目が覚めるくらい毒々しく、鮮やかなオレンジ色のサソリは今にもこちらに向かってきそうです。
360度どこからみても面の美しさ、曲線の美しさを兼ね備えており、
【動いているサソリ】の一瞬を切り取ったような作品です。
あまりのリアルさに、もしやガラスケースを破って出てくるのでは…!?と背後を疑いつつ、会場を後にしました。






