鳥取のおすすめカフェ10選!専門家が選ぶ海が見える絶景店から隠れ家古民家まで【2025年最新】

あなただけのお気に入りが必ず見つかる、新しい鳥取カフェ巡りの旅へ。

雄大な日本海と緑豊かな中国山地。鳥取県には、訪れる人を惹きつけてやまない美しい自然が息づいています。そんな鳥取の魅力を五感で味わう旅の拠点となるのが、個性豊かなカフェの数々です。

この記事では、単なる人気店のリストアップに留まりません。実際に足を運んだからこそ分かるリアルな情報と、「この記事だけでお店に行ける」ことを目指した具体的な情報を詰め込みました。

息をのむ絶景カフェから、物語を紡ぐ古民家カフェ、そして心から満たされる一杯が味わえる名店まで。

このガイドを手に、あなただけの特別なカフェ時間を見つける旅へと出かけましょう。


 

この記事で紹介するカフェMAP

まずはじめに、今回ご紹介する10軒のカフェの位置を地図で確認してみましょう。東部・中部・西部に点在する名店の場所を把握すれば、あなたの旅の計画がもっとスムーズになるはずです。



 

息をのむ絶景に出会うカフェ

 

鳥取のカフェを語る上で欠かせないのが、そのロケーションの素晴らしさ。カフェそのものが旅の目的地となる、絶景自慢の3軒をご紹介します。

 

1. タカハマカフェ(鳥取市)


参照:公式HP

#絶景 #建築美 #鳥取砂丘 #最新カフェ

鳥取砂丘の目の前という最高のロケーションに立つ、建築家・隈研吾氏が設計したカフェ。鳥取県産の杉材を組み合わせた建物は、それ自体がアート作品です。木の香りに満ちた空間は、訪れるだけで特別な気持ちにさせてくれます。

1階で注文し、階段を上がって2階の客席や屋上の展望テラスへ。特におすすめなのが屋上テラスで、遮るもののない広大な鳥取砂丘と日本海のパノラマは、まさに圧巻の一言。砂丘を模したという「コーヒーシェイク」は、見た目も楽しく、甘すぎず歩き疲れた体に染み渡る美味しさでした。ここでしか味わえない景色と味を、ぜひ体験してください。

店舗情報

  • 住所: 〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2164
  • 営業時間: 10:00~17:00
  • 定休日: 不定休
  • 駐車場: あり(砂丘市営駐車場を利用)
  • 公式サイト: https://takahama-cafe.com/
 

2. BIKAI(西伯郡大山町)


参照:公式HP

#絶景 #オーシャンビュー #デート #夕日

国道9号線沿いに佇む白亜のカフェレストラン。店内すべての席から180度の大パノラマで日本海を望むことができ、まるで海に浮かんでいるかのような感覚に陥ります。暖かい季節には、潮風が心地よいテラス席が特等席です。

地元の新鮮な魚介や鳥取和牛を使った本格的な料理が楽しめるので、ランチにもディナーにも最適。特に夕暮れ時は息をのむほどロマンチックで、水平線に沈む夕日を眺めながら過ごす時間は、大切な人との忘れられない思い出になるはずです。

店舗情報

  • 住所: 〒689-3221 鳥取県西伯郡大山町富岡159-1
  • 営業時間: 11:00~16:00、17:30~20:30
  • 定休日: 水曜日(不定休あり)※事前にInstagram上で確認可能
  • 駐車場: あり(20台)
  • 公式サイト: https://bikai-daisen.com/
 

3. 山菜料理 みたき園・小鳥のcafe Quince(八頭郡智頭町)


参照:公式HP

#森カフェ #癒やし #古民家 #隠れ家

智頭町の芦津渓谷に広がる隠れ里のような「みたき園」。その敷地内にあるのが、森に抱かれたカフェ「小鳥のcafe Quince」です。茅葺屋根の古民家が点在し、渓流のせせらぎが響く園内を散策するだけでも価値があります。

智頭杉をふんだんに使った店内は、木の温もりに満ちています。窓の外に広がる原生林の緑を眺めていると、川のせせらぎと鳥の声だけが聞こえ、時間が止まったかのよう。手作りのチーズケーキは濃厚なのに後味がさっぱりとしていて、丁寧に淹れられた水出しコーヒーとの相性は抜群でした。日々の喧騒を忘れ、心からリラックスしたい時に訪れたい場所です。

店舗情報

  • 住所: 〒689-1412 鳥取県八頭郡智頭町芦津707
  • 営業時間: 10:30~16:00 (4月~11月)
  • 定休日: 水・木曜日 (12月~3月は冬季休業)
  • 駐車場: あり
  • 公式サイト: https://ashidumitakien.jp/quince.html

 

物語のある空間で過ごすカフェ

建物の持つ歴史や物語に触れる。そんな時間旅行のような体験ができる古民家カフェを2軒ご紹介します。

 

4. 川のhotori用瀬(鳥取市)


参照:公式HP

#古民家 #レトロ #川沿い #和スイーツ

築100年以上の古民家を改装した、瀬戸川のほとりに佇むカフェ。NHKの番組『ふるカフェ系ハルさんの休日』で紹介されたことでも知られています。太い梁や柱が歴史を物語る店内は、どこか懐かし く、まるでおばあちゃんの家に来たような安心感に包まれます。

名物は、用瀬の伝統的な和菓子「アンコロ」。上品な甘さの餡ともちもちの求肥が絶妙で、緑茶が欲しくなる逸品です。窓際の席に座り、穏やかな川の流れを眺めながら過ごす時間は、何よりの贅沢です。

店舗情報

  • 住所: 〒689-1201 鳥取県鳥取市用瀬町用瀬405-3
  • 営業時間: 平日:10:00~18:00、土日祝:10:00~21:00(平日のディナーは4名以上での予約制)
  • 定休日: 水曜
  • 駐車場: あり(6台)
  • 公式サイト: http://www.kawanohotori-2016.com/
 

5. 古民家カフェ一凛(鳥取市)


参照:食べログ

#古民家 #韓国カフェ #ランチ #ニューオープン

鳥取城跡のすぐ隣、築70年の古民家を改装し、2025年春にオープンした話題の韓カフェです。古民家の落ち着いた雰囲気の中で本格的なスンドゥブをいただくという、嬉しいギャップがたまりません。

壁には韓国の伝統的な風呂敷「ポジャギ」が飾られ、和と韓の文化が見事に融合しています。窓から見える久松山や鳥取城のお堀の景色もご馳走の一つ。春には桜を眺めながら食事を楽しめる特等席になります。

店舗情報

  • 住所: 〒680-0011 鳥取県鳥取市東町2丁目301-2
  • 営業時間: 11:00~15:00
  • 定休日: 月曜(不定休ありのため、事前に公式Instagramで要確認)
  • 駐車場: あり(1台、近隣にコインパーキングあり)
  • 公式SNS: https://www.instagram.com/ichi.rin777/

 

洗練された空間とこだわりの味を愉しむカフェ

日常を少しだけ特別にしてくれる、おしゃれな空間と本物の味が自慢のカフェを2軒ご紹介します。

 

6. カフェ ソース(鳥取市)


参照:食べログ

#おしゃれ #女子会 #街なか #老舗

2002年のオープン以来、鳥取のおしゃれな人々が集う中心であり続けるカフェ。「鳥取のカフェ文化はここから始まった」と言っても過言ではない、まさにカルチャーの「源(ソース)」です。

木の温もりとスタイリッシュさが両立した居心地の良い空間は、友人との会話を弾ませます。ランチタイムはいつも地元のおしゃれな人たちで賑わっており、パスタも美味しいですが、個人的にはじっくり煮込まれた「牛すじカレー」がおすすめ。JR鳥取駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力です。

店舗情報

  • 住所: 〒680-0832 鳥取県鳥取市弥生町227 グレースビル2F
  • 営業時間: 平日12:00-16:30/18:00-22:00、金土・祝前日12:00-16:30/18:00-23:00
  • 定休日: 無休
  • 駐車場: なし(近隣にコインパーキングあり)
  • 公式サイト: https://cafe-source.com/
 

7. トットリ コーヒー ロースター(鳥取市)


参照:食べログ

#コーヒー専門店 #自家焙煎 #おひとり様 #インダストリアル

本物のコーヒーを味わいたいなら、まず訪れるべき名店。焙煎工場に隣接した店内には、常にコーヒー豆を焙煎する香ばしい香りが漂います。

焙煎機の重低音がBGMという、コーヒー好きにはたまらない空間で、カウンター席に座り、一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れる様子を眺めるのも楽しみの一つ。豆の種類で迷ったら、ぜひスタッフの方に「酸味の少ないものが好き」「フルーティーな香りが好み」などと伝えてみてください。あなたの好みにぴったりの、最高の一杯を提案してくれますよ。

店舗情報

  • 住所: 〒680-0912 鳥取県鳥取市商栄町251-4
  • 営業時間: 平日10:00~17:00、土日10:00~18:00
  • 定休日: 水曜
  • 駐車場: あり
  • 公式サイト: https://tottoricoffeeroaster.com/cafe/

 

わざわざ行きたいデスティネーションカフェ

少し足を延ばしてでも訪れる価値がある。その場所でしか得られない特別な体験が待っているカフェを2軒ご紹介します。

 

8. 大江ノ郷自然牧場 ココガーデン(八頭郡八頭町)


参照:公式HP

#パンケーキ #スイーツ #行列店 #ファミリー

「賞味期限は10分」というキャッチフレーズで全国的に有名になったパンケーキが味わえる場所。週末には行列必至ですが、その価値は十分にあります。

敷地内の養鶏場で採れた新鮮な「天美卵」を贅沢に使い、メレンゲの力だけで膨らませた生地は、驚くほどふわふわ。口に入れた瞬間、シュワっと音を立てて溶けてなくなるような、初めての食感でした。卵の濃厚な風味がしっかりと感じられ、多くの人がこの一皿のために遠方から訪れる理由がよく分かります。

店舗情報

  • 住所: 〒680-0414 鳥取県八頭郡八頭町橋本877
  • 営業時間: 10:00~17:30
  • 定休日: 年中無休(施設メンテナンス休業あり)
  • 駐車場: あり(大型駐車場完備)
  • 公式サイト: https://www.oenosato.com/cocogarden/
 

9. タルマーリー(八頭郡智頭町)


参照:公式HP

#パン #クラフトビール #ユニーク #自然派

元保育園だった建物をリノベーションした、パン工房&カフェ。ここの最大の特徴は、野生の菌から起こした自家製酵母でパンとクラフトビールを作っていること。智頭の豊かな自然の恵みを丸ごといただくような、力強い味わいが魅力です。

カフェスペースでは、購入したパンのイートインや、ここでしか飲めないクラフトビールを味わうことができます。ピザやサンドイッチなどのフードメニューも絶品。県外からもファンが訪れる、鳥取が誇るべきユニークな名店です。

店舗情報

  • 住所: 〒689-1402 鳥取県八頭郡智頭町智頭594
  • 営業時間: 11:30~15:30
  • 定休日: 不定休(公式HPにカレンダーあり)
  • 駐車場: あり
  • 公式サイト: https://www.talmary.com/

 

鳥取といえば外せないカフェ

最後に、鳥取のカフェシーンを語る上で絶対に外せない、象徴的なお店をご紹介します。

 

10. すなば珈琲 賀露テラス店(鳥取市)


参照:食べログ

#名物 #ユニーク #ご当地 #話のネタに

「スタバはないけどスナバはある」のキャッチフレーズで一躍有名になった、鳥取を代表するコーヒーチェーン。県内にいくつか店舗がありますが、特におすすめしたいのが、鳥取港海鮮市場「かろいち」に隣接する賀露店です。

ここの名物は、なんといっても鮮やかなピンク色のカレー「ピンク華麗(カレー)」。見た目のインパクトに驚きますが、ビーツ由来の自然な色で、スパイスが効いた本格的な味わいです。旅の思い出に、そして話のネタに、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

店舗情報

  • 住所: 〒680-0908 鳥取県鳥取市賀露町西3丁目27-2
  • 営業時間: 10:00~16:00
  • 定休日:平日
  • 駐車場: あり(かろいち駐車場を利用)
  • 公式サイト: http://www.sunaba.coffee/

 

まとめ:あなたにぴったりの鳥取カフェを見つけよう

海辺の絶景カフェから、森に佇む隠れ家、歴史を紡ぐ古民家カフェまで、鳥取県には実に多彩なカフェが存在します。それは、この土地の豊かな自然と文化を映し出す鏡のようなもの。

この記事が、あなたの気分や目的にぴったりの一軒を見つけ、鳥取での時間をさらに豊かにする手助けとなれば幸いです。

さあ、あなただけの特別なカフェ時間を探しに、鳥取へ出かけてみませんか。

written by

Keisuke Miyamoto

大阪で生まれ育ったWebマーケター。 仕事の傍ら、癒しであるスイーツとサウナの魅力を探求中。特に、趣のある抹茶スイーツの世界にどっぷりハマっています。

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