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パティシエになるには

パティシエの専門学校の選び方



パティシエとして働くためには、専門学校に行かずとも直接パティスリーに就職できればそれでいいわけですが、現在はパティシエになりたい人が増えているので、競争率も高くなっています。そのため、先に専門学校に行っておけば、パティシエに必要とされる基本的な知識や技術が学べるので就職に有利だったりすることもあります。ただ、いざ学校を選ぶにしても、数が多く一体どこが良いのか迷うかもしれません。ここでは、専門学校の選び方について説明していきます。

どんなパティシエになりたいか?何を学びたいのか?

まず一番大事なことは、何のために専門学校に行くのか?どこで働きたいのかや、どんな仕事がしたいのか、どんなことが学びたいのか、というのは学校選びに一番大きく関わってくる部分です。授業内容やカリキュラムを見て、自分の学びたいことが学べるかどうかをしっかり確認しておきましょう。学校によって内容は異なりますが、洋菓子だけでなく、和菓子・パン・チョコレートなどが学べるところもありますので、様々な学校の情報を集めて比較・検討してみてはいかがでしょうか。体験入学やオープンキャンパスを行っている学校も多いので、実際に足を運んでみて、体験したり質問したりしてみるのもいいですね。

有名なパティシエの経歴を参考にする

専門学校を選ぶときのヒントとして役立つのが、有名なパティシエの経歴です。学校を探すにしても、初めはどこが自分に合うかなんてわからないものです。そもそも何を基準に選べばいいかもわからないかもしれません。「こんなパティシエになりたいな」「こんな仕事をしてみたい」と思えるパティシエがいれば、その人の経歴を調べてみると、ヒントが見つかるかも。有名なパティシエは経歴をプロフィールに記載していることがあるので、どこの専門学校でどんなものを学んだのかがわかるかもしれません。そうやって学校の情報を集めていくうちに、行ってみたい学校が見えてくることもありますよ。

卒業生の就職先をチェックしてみる

各学校の卒業生の就職先をチェックすることも学校選びのポイントの1つです。学校のパンフレットやホームページには、卒業生の就職先が紹介されています。

就職先を調べることにより「パティスリーが多いのか?」「ホテル・レストラン等が多いのか?」あるいは「独立して開業できた人がいるのか?」など、自分の夢を実現できた人がどれだけいるのかがわかってきます。将来こんな仕事がしたい、という明確な目標がある方は特に参考にしやすいと思います。

製菓学校に行くことは目的ではなく、その後パティシエになるためのステップであるはずです。そのためにも、学校の「就職・就職後のサポート」について調べてみる事も、学校選びのポイントのひとつかと思います。

費用はどれくらい?

学校の探し方・選び方についていくつか紹介しましたが、学校選びで一番気になるのが学費かと思います。一般的に学費に含まれるのは、入学金・授業料・施設費・実習費・諸費用などです。大体の費用は2年間で、330万円~400万円ほどかかることが多いです。

一般的には、入学金が15万円、授業料が二年間で140万円~160万円ほどですが、有名校の場合は入学金が20万円~25万円、授業料が2年間で200万円というところも。費用が高い分「製菓衛生師」の合格率が高かったり、フランス留学のサポートが強かったりなど、メリットもあります。有名な名前に惑わされず、自分のやりたいことに合わせて選ぶのがいいでしょう。

学校によっては、製菓衛生師コース・製菓実践コース・カフェスイーツコースなどの1年間の短期コースが用意されていることもあり、これらの費用は120万円~190万円ほどです。夜間のコースになると120万円~170万円ぐらいになります。

自分に合った学校選びができるように「何を学びたいのか?」「将来どんな仕事がしたいのか?」をしっかり考えて決めるようにしましょう。

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