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パティシエになるには

パティシエになるには


女の子のなりたい職業ランキングでも、20年連続で上位に入ってくる「パティシエ」。 そんな人気の職業であるパティシエになるには、どうすればいいのでしょうか。 パティシエになる方法には、大きく分けて2つありますので、順にご紹介していきます。

製菓の専門学校に通う

パティシエは技術や知識が求められる職人業のため、専門学校に通う人も多いです。 製菓の専門学校に行くためには、一定の成績をとらないといけない、難しい試験に受からないといけないということはありません。 学校によっては、義務教育を修了していれば、入れるところもあります。

また、ひとくくりに製菓の専門学校といっても、厚生労働大臣指定の学校や、1年制で卒業できる学校、海外の学校や夜間校など、さまざまな学校があります。 厚生労働大臣指定の学校では、卒業時に国家資格である製菓衛生師の受験資格を貰えます。実技の授業に加えて、国から指定された座学の時間もしっかりと設けられているため、実技よりも座学が多いことがあります。

就職してから即戦力になれるよう実技に力を入れている学校や、卒業してからも就職をサポートしてくれる学校など、特徴はさまざまで、設備やカリキュラムによって学費もかなり変わってきます。 その学校で学べること、教育方針やその学校だからこそのメリットなどは、しっかり調べてから学校を選ぶと良いでしょう。 また、専門学校に通うことで製菓用語や製菓理論、技術を幅広く学べること、そ仲間や先生との人脈が構築できること、そして学校にくる求人から就職活動をすることができるのは、大きなメリットです。

店舗(現場)で修行を積む

必ずしも専門学校をしなければパティシエになれないわけではありません。 学校は「作り方を学ぶ場所」、現場は「作る場所」。学校と現場は全く違うものですし、いくら学校で技術や知識を学んでいても、現場で求められるのは実力です。 そしてその実力を一番早く身に付ける方法は、実際の現場での実務なのです。

しかし、学校にいっていない人に対して、先輩たちから現場で知識や製菓技術を手取り足取り教えてもらえるとは限りません。 知識がない分、自分で勉強したり時間外に練習したりと、人並み以上の努力をすることは必須となります。 また、同じお菓子でもお店によって作り方が違うのは珍しいことではありません。 その職場のやり方に順応し、技術を吸収していくことが、うまく仕事をこなしていくためのポイントです。

就職については、求人サイトから探したり就職支援施設などに行ったりして、自分で就職先候補を見つけていく必要があります。 面接の際には、経験がなくてもアピールできる自分自身の強みを作ることや、パティシエになりたい、業界で頑張っていきたいという気持ちをしっかりと伝えることが大切です。

パティシエになるには資格は必要ない

パティシエに関連する国家資格には、製菓衛生師と菓子製造技能士という2つの資格がありますが、資格がなければパティシエになれないというわけではありません。

どちらも受験資格が無いと試験を受けられず、指定の学校を卒業したり、指定の期間の実務経験を積んだりすることで、受験資格を得ることができます。 製菓衛生師は菓子製造の技術だけでなく食の安全や添加物に関する知識を持ち、安全なお菓子を作ることが出来るという証明になり、店舗立ち上げを行う際に「食品衛生責任者」の資格を申請のみで取得することができます。 菓子製造技能士は菓子製造において、技術者としての証明になると同時に、就職が有利になったり、待遇が良くなる場合もあります。

この二つの国家資格は、将来自分で独立する際に1つの肩書にもなるので、とっておいて損はないでしょう。

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