雄大な立山連峰を望む富山県には、地元の人々に長く親しまれてきた“ここでしか出会えない”スイーツがあります。
今回は、その中でも特に人気の高い和スイーツを3つ厳選してご紹介。
ユニークな形の焼きまんじゅう、美しい木目模様の羊羹、そして繊細に仕上げられた干菓子まで。どれも富山の自然や歴史、そして職人のこだわりが詰まった逸品です。
1. 菓匠 美都家「反魂旦」

参照:公式オンラインストア
丸薬型の焼きまんじゅうにこしあんを詰めた「反魂旦(はんごんたん)」は、400年以上続く高岡の伝統銘菓。レトロ可愛いパッケージは、懐かしさと高級感を併せ持ち、贈答品にもぴったりです。
和漢薬にルーツを持つユニークな形状と、すっきりとした甘さのあんが魅力。老舗ならではの歴史と丁寧な菓子づくりの技が感じられる逸品です。
店舗情報
住所:富山県高岡市大坪町1-4-1
営業時間:8:00〜19:00
定休日:木曜日
公式HP:http://www.kashoumitsuya.com/index.html
2. 鈴木亭「杢目羊羹」

参照:公式HP
明治創業、150年以上の歴史を誇る「鈴木亭」の代表銘菓「杢目羊羹(もくめようかん)」。年輪を思わせる木目模様が美しい見た目と、しっとりなめらかな口当たりで、長年地元に愛されてきました。
職人の手によって1本ずつ丁寧に仕上げられた羊羹は、見た目も味も贈り物にふさわしい上品さ。お茶請けや特別な場面での手土産として最適です。
店舗情報
住所:富山県富山市西町6-3
営業時間:8:00〜17:00
定休日:水曜日
公式HP:https://www.suzukitei.com/
3. 薄氷本舗 五郎丸屋「薄氷」

参照:公式HP
富山県小矢部市の銘菓「薄氷(うすごおり)」は、特産の餅米「新大正米」を使い、極限まで薄くのばした生地に阿波産和三盆糖を丁寧にはけ塗りして仕上げた、繊細な干菓子。
口に入れると「すっ」と溶ける儚さと、和三盆の優しい甘さがふんわりと残る逸品で、400年の伝統を受け継ぐ職人技が光ります。美しい和の装いも魅力で、格式ある贈り物にぴったりです。
店舗情報
住所:富山県小矢部市中央町5-5
営業時間:8:00〜19:00
定休日:月曜日
公式HP:https://goromaruya.com/
まとめ
今回ご紹介した富山の手土産は、いずれも素材や製法にこだわり、富山の自然や歴史を感じられる逸品ばかり。
「反魂旦」や「杢目羊羹」、「薄氷」など、見た目の美しさと味わい深さを兼ね備えた名品がそろっています。
富山を訪れた際には、ぜひその土地ならではの魅力ある和スイーツを手に取って、旅の思い出に彩りを添えてみてください。