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パンナコッタ

カテゴリ:デザート

パンナコッタ
パンナコッタ【仏:Pannacotta】

生クリームをゼラチンで固めたイタリア発祥の冷菓。
イタリア語でパンナは生クリーム、コッタは煮たという意味で、作り方がそのままの語源になっている。つるんとした口当たり。
生クリームだけでなく牛乳も入れて作るとあっさりと食べやすくなり、原価も下げられる。
生クリーム・牛乳・砂糖を煮詰め、ゼラチンを加えて固めて作る。
コース料理のドルチェとしてレストランで出されることも多く、店によって様々な種類のソースをかけて食べられる。

歴史

パンナコッタは北イタリアの酪農が盛んなピエモンテ州が発祥で、家庭菓子として昔から食べられていた。
昔は生クリームが普及していなかったため、牛乳やその上澄みをデンプンで固めたものだったが、現代ではゼラチンなどの凝固剤で固めて作られる。

日本では1994年頃ブームになり、家庭でもおやつとして作られるようになった。

見た目の似たブランマンジェはフランス発祥で、アーモンドが入っており、生クリームはベースを煮詰めてゼラチンを入れたあとに加える。
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