パティシエWikiロゴ

パティシエWikiロゴ パティシエのための製菓用語集「パティシエWiki」

パティシエWikiロゴ

エクレア

カテゴリ:シュー生地の菓子

エクレア
エクレア【仏:éclair(エクレール)】

エクレアとは、シュー生地を使った菓子の一種である。
細長い形に焼いたシュー生地にカスタードやホイップなどのクリームを入れ、チョコレートやフォンダンをかけたものを指す。
エクレアの代表的な様式である、表面にチョコレートをかけたものは「エクレール・オ・ショコラ」とも呼ばれる。また、エクレアを短く絞ったものにサランボやカロリーヌがある。

歴史

エクレアとはフランス語で「雷」や「稲妻」を意味し、名前の由来には次の3つの説が有力であるとされている。

1.生地を焼いたときにできる表面の亀裂が稲妻に似ているからという説
2.表面にかけられたチョコレートやフォンダンが稲妻のように光るからという説
3.中のクリームが飛び出さないように、あるいは溶けないように、稲妻が光るかのように素早く食べなければならないからという説

エクレアは、19世紀初頭にフランスのシェフであり、パティシエであったアントナン・カレームが考案したという説が有力である。
カレームはシュー生地を完成させたジャン・アヴィスの弟子であり、絞り袋の発明やシャルロットの考案もしている。
また、シェフとしても数々のソースの考案などを行うなど、フランス料理会において多大な功績を残している。

パティシエWikiは現場で働くパティシエのみなさんの
協力のもと制作されています。