
特定原材料の表示について
カテゴリ:成分表示・アレルギー関連
これらの法律を元に定められた「食品表示法」により、表示すべき特定原材料は決められている。
()内は代替として認められている表記。
特定原材料7品目
必ず表示されるもの7品目である。1.卵(たまご、鶏卵、あひる卵、うずら卵、タマゴ、玉子、エッグ)
2.乳(生乳、牛乳、成分調整牛乳、加工乳、ミルク、バター、チーズ)
3.小麦(こむぎ、コムギ)
4.えび(エビ、海老)
5.かに(カニ、蟹)
6.そば(ソバ)
7.落花生(ピーナッツ)
特定原材料に準ずる20品目
表示が勧められているもので、「可能な限り表示をするよう努めること」とされている。1.あわび
2.いか
3.いくら
4.オレンジ
5.キウイフルーツ
6.牛肉
7.くるみ
8.さけ
9.さば
10.大豆
11.鶏肉
12.豚肉
13.まつたけ
14.もも
15.やまいも
16.りんご
17.ゼラチン
18.バナナ
19.ごま
20.カシューナッツ
更新日:2018年12月11日
作成日:2018年09月13日
更新日:2018年12月11日
作成日:2018年09月13日
パティシエWikiは現場で働くパティシエのみなさんの協力のもと制作されています。
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関係項目
• 化学物質による食中毒
人工的に添加した、本来食品に含まれていない有害化学物質の摂取により発症する食中毒。食品の生産から製造、加工を経て摂取までのの過程の中で化学物質が誤用、あるいは故意に使用される事で混入する。環境汚染物質が食品を汚染する場合もある。 季節によって左右される事はない。添加物は食品衛生法により取り締まっているが、不良業者が有害品を使用する事がこれまでにあった。 原因 有害食品添加物が主な原因。特に多いものは、農薬や有機水銀。添加には規制があるが過剰摂取したときに食中毒が起こる。 有害保存料、有害着色料、有害甘味料、有害殺菌料、有害漂白量、有害調味料がある。 残留農薬や、有害金属。(漂白剤兼防腐剤、ヒ素、銅、鉛、亜鉛、カドニウムなど、規格外の使用で食中毒が起こったこともある。中には、発がん物質のものもある。 症状 原因によってさまざま。 のどの痛みや吐き気、胃腸、腎臓、神経、肝臓に障害が起こる事があり、量によっては生命にかかわる。
• 植物性自然毒
キノコや植物による自然毒のこと。 もしも、食中毒が疑われる場合は、医療機関に受診し、その際食べた植物があれば持参するようにする。 原因食品と症状については以下の通りである。 ジャガイモ 芽や光に当たって緑色になっている部分や未熟なジャガイモに含まれるソラニン、チャコニンが毒素化する。加熱しても分解されないので、完全に取り除く必要がある。 症状は腹痛、下痢、頭痛、嘔吐、めまい、呼吸困難など。 スイセン リコリン等が含まれ有毒。葉が食用のニラ、ノビルに似ているので注意が必要。 症状は吐き気、嘔吐、下痢、よだれ、発汗、頭痛、昏睡症状など。 アジサイ アジサイの葉に含まれる。添え物として使われていても、決して口にしてはいけない。 症状は嘔吐、めまいなど。 トリカブト アコニチン等が含まれ有毒。食用のニリンソウなどに似ているので注意が必要。 症状は嘔吐、下痢、手足の麻痺。重症の場合は死に至る。 ハシリドコロ ヒヨスチアミンなどが含まれ有毒。食用のフキノトウなどに似ている。 症状は幻覚、下痢、嘔吐、血便、めまいなど。 このほかにも、青梅(アミグダリン)、アマチャ、イヌサフラン、カロライナジャスミン、グロリオサ、クワズイモ、ジギタリス、シャクナゲ、スノーフレーク、タマスダレ、チョウセンアサガオ、テンナンショウ類、ドクゼリ、ドクニンジン、バイケイソウ、ヒメザゼンソウ、ベニバナインゲン、ユウガオ、ヨウシャヤマゴボウなど 毒キノコ 毒キノコと食用キノコは類似しているものが多く、素人では判別するのが難しい。 猛毒のキノコは摂取してから数時間で死に至るものもある。 予防方法 種類が判別できない植物は採らない、食べない、人に食べさせない。 専門家の確認を行う。 家庭などで育てる時には、観賞用と一緒に栽培しない。