
包丁
カテゴリ:器具・用品

包丁・ナイフ【仏:couteau】
食材を切断するための刃物。西洋式の洋包丁は両刃であり、切る・刻む・剥くなど幅広く使うことができる。
包丁の良し悪しを決定づけるのは「切れ味」であり、切れ味の悪い包丁は食材を押しつぶし、水分や旨味を逃し雑味を加えてしまう。使用し続けることで切れ味は徐々に劣ってくるが、定期的に手入れをすれば一生使えると言われている調理器具である。また切れ味のほか、刀身の厚さ・重さ・重心の位置・ハンドル(持ち手)の形状なども重要で、手のひらに馴染み、長時間使っても疲れない包丁を選ぶ必要がある。
鋼は錆びやすいという欠点もあるが、切れ味・性能・研ぎやすさに優れている。新しい包丁ほど赤色錆が発生しやすく、放置すると包丁の内部に錆が進行してしまう。使用する度に乾いた布で水分を拭き取れば、酸化皮膜ができて錆がつきにくくなる。週に1回、クレンザーをナイロンタワシにつけ、包丁の腹部を磨くとより長持ちする。
ステンレスは錆びにくい材質のためメンテナンスが圧倒的に楽、金属臭も少なく食材に匂いが移りづらいなどの利点がある。その一方、弾力があるため曲がりやすく、材質が硬いため研ぐのに技術が必要とされる。
「カステラ包丁」「カステラナイフ」または「ケーキナイフ」のこと。生地やケーキのカットに使われることが多く、型や切るものの大きさに合わせて刃渡りを選ぶ。
食材を切断するための刃物。西洋式の洋包丁は両刃であり、切る・刻む・剥くなど幅広く使うことができる。
包丁の良し悪しを決定づけるのは「切れ味」であり、切れ味の悪い包丁は食材を押しつぶし、水分や旨味を逃し雑味を加えてしまう。使用し続けることで切れ味は徐々に劣ってくるが、定期的に手入れをすれば一生使えると言われている調理器具である。また切れ味のほか、刀身の厚さ・重さ・重心の位置・ハンドル(持ち手)の形状なども重要で、手のひらに馴染み、長時間使っても疲れない包丁を選ぶ必要がある。
包丁の材質
材質は「鋼」「ステンレス」に大別される。鋼は錆びやすいという欠点もあるが、切れ味・性能・研ぎやすさに優れている。新しい包丁ほど赤色錆が発生しやすく、放置すると包丁の内部に錆が進行してしまう。使用する度に乾いた布で水分を拭き取れば、酸化皮膜ができて錆がつきにくくなる。週に1回、クレンザーをナイロンタワシにつけ、包丁の腹部を磨くとより長持ちする。
ステンレスは錆びにくい材質のためメンテナンスが圧倒的に楽、金属臭も少なく食材に匂いが移りづらいなどの利点がある。その一方、弾力があるため曲がりやすく、材質が硬いため研ぐのに技術が必要とされる。
包丁の種類
牛刀【仏:couteau de chef】
代表的な西洋包丁。日本では牛刀(ぎゅうとう)と呼ばれ、肉類を切る包丁のイメージがあるが、欧米ではフレンチナイフやシェフナイフと呼ばれており、あらゆる食材のカットに適した万能包丁である。ペティーナイフをそのまま大きくしたような形状で、先端が鋭く刃渡りが長い。その形状から、力を必要とする作業に向いており、製菓業界ではメロンなど皮が硬いフルーツのカット、チョコレートやクラッシュゼリーを大量に刻む時などに用いられることが多い。ペティーナイフ【仏:couteau d'office】
▲上の包丁はバターをカットする際に使われる。
「ペティー(petit)」とはフランス語で「小さい」という意味だが、ペティーナイフという言葉は日本独自の造語であり、フランスではクト ドフィス(couteau d’office)と呼ばれる。日本製であれば刃渡り10〜13cmほどが一般的。こぶりで軽く先端が鋭い形状から、まな板を使わず果実の皮を向いたり、細かな作業に適した包丁である。皮むきナイフ【仏:économe】
ポイントピーラー、タテ型ピーラーとも呼ばれる。りんごなど、果物の皮を剥く際に便利。カステラ包丁
「カステラ包丁」「カステラナイフ」または「ケーキナイフ」のこと。生地やケーキのカットに使われることが多く、型や切るものの大きさに合わせて刃渡りを選ぶ。