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ワッフル

カテゴリ:発酵生地の菓子

ワッフル
ワッフル【仏:gaufre/英:waffle】
小麦粉と卵、バター、牛乳、砂糖、イースト等を混ぜて発酵させた生地を、格子状の鉄板に挟んで焼いた菓子。

ベルギーワッフルにはイーストで発酵させた生地にシュクレぺルルという大粒の砂糖を入れて焼いたハードタイプのリエージュワッフルと、同じくイースト発酵生地を使った、表面がカリッとしていて中はサクサクとしたリュッセルワッフルがある。

歴史

古代ギリシャのオベリオス(obelios:パン生地に卵、牛乳、蜂蜜等を合わせた、お菓子やパンの総称)と呼ばれたものが起源とされている。
宣教師達によってヨーロッパに伝えられたオベリオスは主に2つのルートで発展する。

5世紀頃、フランスではオベリオスが鉄板の上で丸く焼いたウーブリ(oublie)というお菓子に変化を遂げ、やがて模様をつけて焼くようになったゴーフル(gaufrer)となる。

7世紀頃、オランダではオベリオスが格子状の模様をつけて薄く焼いたお菓子(wafel)となり、後にwaffle(ワッフル)と呼ばれるようになる。


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