
マスカルポーネ
カテゴリ:乳製品
マスカルポーネはイタリア原産のクリームチーズで、マスカポーネ (Mascapone) 、マスケルポーネ (Mascherpone) とも呼ばれている。マスカルポーネはイタリアが発祥の地で、「何と素晴らしい」という意味の言葉がそのまま名前に由来する。
マスカルポーネはイタリア全土で生産されているフレッシュチーズの一種である。
乳脂肪分が80%前後と高いが、他のチーズに比べて酸味や塩分が少なく天然の甘さがあり、あっさりとしている。
見た目も固めに泡立てた生クリームのようである。冷凍には向かない。
日本にはティラミスの人気とともに一気に広まり、クリームチーズと同じように日常生活で食されるようになった。
塩分の高いブルーチーズを食べる際に塩味の緩和に混ぜ合わせて食べたり、スモークサーモンや生ハムなどに添えて食べたりする。イタリアでは燻製にしたり、フルーツに添え、シナモンをかけて食べたりもする。
更新日:2018年12月11日
作成日:2018年09月12日
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作成日:2018年09月12日
パティシエWikiは現場で働くパティシエのみなさんの協力のもと制作されています。
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関係項目
• クリームチーズ
クリームチーズ【英:cream cheese(クリームチーズ)、独:Quark(クワルク) 】 クリームチーズはフロマージュ・ア・ラ・クレームともいわれ、熟成をしていない軟質のチーズである。 熟成させないチーズのことをフレッシュタイプ(フレッシュチーズ)という。世界で最古のチーズの一つともいわれ、カッテージチーズと同様世界的に普及している。 1872年のアメリカでクリームチーズは誕生したといわれている。ニューヨークの乳製品加工業者ウィリアム・ローレンス(William Lawrence)が、生クリームと全乳から作ったのが始まりだとされている。白色できめ細かく、バターのような滑らかさが特徴で、スプレッドとしてもよく利用される。 製造方法 原料は牛乳と生クリームで、乳酸菌で発酵させたもの。 クリームチーズは個人で作ることもできる。 生乳と生クリームを混ぜて湯煎にかけ、乳酸菌で発酵させることでクリームチーズになる。 乳酸菌はヨーグルトに含まれているため、プレーンヨーグルトを利用することもできる。 クリームチーズを固めるには本来レンネットという酵素を用いるが、家代わりにレモン汁を理由することもできる。 レモン汁を入れることで、チーズが固まり、水分が分離する。それらを濾して固めるとクリームチーズができる。ヨーグルトメーカーや炊飯器を使っても可。 保存方法 水分が多いチーズなので、10℃以下での冷蔵保存が好ましい。 市販のクリームチーズ デザートとしてドライフルーツやナッツを加えたものや、チョコレート、イチゴ、オレンジなどの味を加えたもの、ハーブの入ったものなどもある。 アレンジの幅も広く、様々な製品が出回っており、サラダのトッピングやスモークサーモンの付け合せなど料理にも使われる。
• フロマージュブラン
フロマージュブラン【仏:fromagne blanc】 牛の乳を発酵させたフレッシュチーズ。 フランスが原産国で、フロマージュブランという名前は白いチーズを意味する。 熟成をさせていない、乳白色でクリーム状のチーズである。ヨーグルトよりも軽い酸味があり、さっぱりとしたコクのある味わい。 同じフレッシュチーズのクリームチーズやマスカルポーネよりも酸味、脂肪が少なく、クセがないので料理からデザートまで幅広く使われる。 生クリームを加えて使う事が多く、ムースやクレメ・ダンジュを作る材料となる。 作られ方 温めた牛のミルクに乳酸菌や、少量のレンネット(凝乳酵素)を加えて固め、布袋などに入れて水分を抜く。 低脂肪乳+ヨーグルト、クエン酸で代用品を作る事ができる。 保存 チーズの状態が変化してしまうので、冷凍保存はできない。 開封後は、空気に触れないように保存し、早めに使い切るのが望ましい。