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未経験のパティシエ


2020/04/07

未経験でパティシエになれる?

製菓学校にいっていないけど、パティシエになりたい。 今まで全く違う仕事をしていたけれど、パティシエになりたい。 パティシエって技術職だけど、未経験でもなれる?雇ってくれるお店はある? そんな疑問をもっている方もいるかもしれません。

結論からいうと、専門学校い通っていなくても、未経験でパティシエになれるお店はあります。 製菓専門エージェントである「パティシエント」にくる洋菓子店や企業からオーダーのなかにも、未経験OKの求人は多く存在します。

この記事では、未経験の人がパティシエになる方法や、現場で求められることを年代別に解説します!

未経験歓迎の求人はある

未経験を募集しているお店には「人不足で、未経験でもOK」というところもあれば、「むしろ未経験が欲しい」というところも。

同じ商品を作るにも、レシピはもちろん、手順ややり方が違うということは洋菓子店では当たり前にあります。 「むしろ未経験がいい」というお店は、他店の考えや仕事のクセがついていない状態で、自分のお店で活躍してもらえるように育てたい、と考えているそうです。 未経験が欲しい!というお店は、求人の本文や「募集資格」などの項目に「未経験歓迎」「未経験OK」という文字が書かれているので、チェックしてみてくださいね。

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10代の未経験

10代の未経験は、高校卒業生や第二新卒…パティシエの経験がなければ社会人経験もない、といった人が当てはまるのではないでしょうか。 こういった10代の未経験は、製菓の知識や経験がない分「教えたことをスムーズに吸収してくれる」ことが期待されるといえます。

対して、製菓学校に通った人は、学校での経験をベースに仕事を覚えていくことになります。 未経験と比べて製菓の知識に富んでいる分、初めて職場で、学校ではこうだったのに…と考えてしまい、職場の仕事に慣れることに苦労する場合があります。

20代の未経験

20代の未経験の場合、20代前半か後半かによって求められることが少し変わってきます。 未経験を求めている職場では、教えたことを理解して吸収してもらいやすい、「新しいことをおしえやすい年代」である20代前半の未経験は需要が高いともいえます。

今まで違う業界で働いた経験がある20代後半が期待されるのは、自分の社会的価値観と経験を、仕事に活かして活躍してもらうこと。 新しい仕事を吸収しながら、自分の人生経験を活かすことができれば、20代の未経験は現場で大いに活躍することができるでしょう。

30代の未経験

30代の未経験の場合は、5年〜10年ほどの社会人経験がある分「人として求められる」ことのレベルが高くなります。 また、採用する側が心配するのは、力仕事であるパティシエの仕事をして体力がもつかどうかということ。 本人が大丈夫だと思っていても、体力のいるパティシエの仕事は想像よりはるかに大きく心身に影響してくるもの。普段から規則正しい生活を心がける、運動して体力をつけておく、といった対策も必要になるでしょう。

また、20代のスタッフが多い職場だと、上司が年下になってしまうということは珍しくありません。他業界で社会人経験がある人がそういった環境に対応できるかどうかが、採用側にとっては心配なポイントのようです。

30代の未経験は決して広い門ではありませんが、パティシエの仕事に対する熱意や自分の考える将来像、ゼロベースで仕事を覚えていく姿勢であることなどを面接で伝えることができれば、パティシエになれるチャンスは間違いなくあるといえるでしょう。

また、生産管理や衛生管理、マネジメント経験は、人数の多い企業や製菓工場で重宝されるスキルです。人の育成やオペレーションの向上、管理能力が期待されるので、選考の際に自分の経験やスキルをパティシエの仕事にどう活かせるかアピールできると。面接でとても有利になります。

全年代の未経験の人が求められること・苦労すること

年齢に関わらず、未経験の人が現場で最初に苦労するのは、器具や作業の名前など、仕事に必要な製菓用語を覚えること。 日本の洋菓子店でも、多くのお店が器具や作業の名前をフランス語で言います。 またお店のルセット(レシピ)には、フランス語で製品名・材料名・分量のみ書かれていて、作り方が書かれていないことも珍しくありません。

作り方を覚える、すなわちお菓子を作るために必要な製菓の理論を覚えていくのは、慣れるまで苦労するかもしれません。 より高い品質の商品を、毎日同じように作っていくということが、家で作るお菓子作りとは違う部分です。 仕事として、とことんお菓子作りに向き合う覚悟は必要といえるでしょう。

未経験のパティシエが大切にしたいのは、ゼロの状態から真剣に技術を学び、成長していきたい、美味しいお菓子を作りたいという気持ちをもつこと。 選考のチャンスを掴めた方は、面接で自分の熱意をしっかり伝えてくださいね。

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