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パティシエの給料・年収


2019/06/17

一人前になるまで長い時間がかかるバティシエですが、月々の実際のお給料や年収はどれぐらいなのでしょうか。 ここでは、パティシエのお給料についてまとめています。

パティシエ(社員)の初任給

就職して、パティシエへの第一歩を踏み出したばかりの見習い期間のお給料は、総支給18〜22万円程度、そこから社会保険料が差し引かれた15~18万円ぐらいが手取りでの相場といえます。 年収にすると200万円~300万円ぐらいが一般的ですが、お店の規模や地域によっては200万円に届かない場合もあるようです。

10名以上程度の規模の洋菓子店なら、見習い期間を経て中堅、リーダー、チーフパティシエへと昇進していきますが、シェフクラスでも年収は500万円ぐらいであることが多いです。 基本的に労働時間が長く、クリスマスなどの繁忙期には残業が多くなり、働いている時間のわりにお給料は高いとは言えません。 特に修行時代は、お金を稼ぐことを考えたり、「お菓子作りの仕事が好き」「この仕事に関わっていたい」という気持ちをもっていない人には、辛く感じてしまうこともあるでしょう。

アルバイトの給料・年収

パティシエになるために専門学校にいかずに、アルバイトからキャリアを積み始める方もいます。 実務経験がない状態でアルバイトを始める場合、1日4時間程度の勤務ではなかなか仕事を覚えることができないため、6時間以上のフルタイム勤務での雇用で、最低賃金程度からのスタートになることが多いようです。

また、さまざまな技術や経営方針などを身に着けるため、いろんなお店に在籍してアルバイトとして働く人もいます。 しかしながら、アルバイトのパティシエは即戦力を求められることも多く、特に個人経営のお店などではなかなか雇ってもらえない場合もあります。

逆に3年程度の実務経験があり、活かせるスキルをいくつか持っている場合は、雇ってもらいやすくなります。 また、経験によっては、即戦力として時給も最低賃金よりも多い状態で勤務開始となることもあるようです。 扶養内で働くか、社会保険に入るかどうかでも変わってくるので、年収は200万円~400万円程度と幅があるようです。

独立・商品開発で出世することも

パティシエのお給料は他の業界と比べて、労働時間の長さや忙しさの割りに高いとは言えないのが実情です。 が、独立して出したオリジナル商品が人気になり、支店をいくつも出店する、またネット通販で大ヒット!などということがあれば、数千万円以上の年収を得ることも夢ではありません。

もちろん、業界内外に関わらず成功することは簡単なことではありません。 お菓子作りが好きで、自分のお菓子で人を幸せにしたい、という強い気持ちを持ち続け、厳しい労働環境にも負けることなく研鑽を積み続けることで、成功を手にすることができるでしょう。

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