
和梨
カテゴリ:果物類
バラ科ナシ属。果皮の色の違いで、赤梨と青梨に分けられる。
リグニン・ペントザンという成分からできている石細胞があり、しゃりしゃりとした食感が特徴的。
味はみずみずしく甘酸っぱい。張りがあり、ふっくらとしていて丸い形をしている。
皮の近くが甘いので皮は薄く剥き、芯の部分は大きく切り取る。
保存方法
ポリ袋に入れ冷蔵庫で保存すると1週間くらいは美味しい状態で食べられる。熟れすぎると柔らかくなる、特徴的な食感が失われて美味しくなくなる。
和梨の種類
幸水8月初旬から9月上旬がごろが旬。
赤梨ではあるが、果皮は緑色に薄い茶色が混ざったような中間色で、ややまだら状。形はやや扁平気味の球形で、お尻の窪みが深くなっている。果肉は柔らかく、多汁で甘みが強い。
豊水8月下旬から10月初旬ごろが旬。
果皮は黄金色に色づき、全体に均一に、水分を保つ役割をしている果点コルクが見られる。
形は円形でやや腰高である。果汁が多く、糖度が非常に高い。その分酸味も伴い、全体として濃厚な味わいが特徴的。
十一世紀なし
8月下旬から10月中旬ごろが旬。
青梨の代表品種であり、形は綺麗な球形で、青みを残した黄色い果皮をしている。皮は薄い。
和梨の中でも最もみずみずしく多汁で、糖度はさほど高くはないが、上品な甘さのさわやかな味わい。
更新日:2018年12月11日
作成日:2018年09月10日
更新日:2018年12月11日
作成日:2018年09月10日
パティシエWikiは現場で働くパティシエのみなさんの協力のもと制作されています。
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関係項目
• 西洋梨
西洋梨【英:Pears(ピィアル)、仏:Poire(ポワール)】 西洋梨はバラ科ナシ属。皮の色は緑色で、日本で作られているものは追熟すると皮が黄色になるものが多い。 形は上が細く、お尻が大きいひょうたん型をしている。 味は豊潤な甘さとねっとりとした贅沢な食感である。未熟なものを食べても固くてまずい。 必ず追熟させて、十分に熟れたものを選んで食用にする。 ラ・フランス【英:Pears(ピィアル)、仏:Poire(ポワール)】 西洋梨の品種の一つで、10月中旬から12月ごろが旬。 香りが強く多汁でねっとりとした舌触りが特徴で、果皮は黄緑色、果肉は黄色味を帯びた白色をしている。
• りんご
【和:林檎(りんご)/英:apple(アップル)/仏:pomme(ポム)/独:apfel(アプフェル)/伊:mela(メーラ)】 バラ科リンゴ属の落葉高木樹。原産地は中央アジアや小アジアなど、諸説が存在する。 先史時代にはヨーロッパに自生していたと考えられ、現在では世界で最も栽培量の多い果実。 古代から世界中で知られ、早くから多くの品種があったとされている。 日本では明治時代から栽培が始まった。 晩春に白または薄紅の5弁花が開花し、早い品種は8月頃から、遅いものは4月頃まで収穫されるが、多くの品種が秋から冬に最も出荷される。 果実の直径は約3センチから15センチ。外皮は赤、黄緑または黄色をしている。 果肉は淡黄色または白色だが、外皮近くなど果肉が赤肉系になる品種もある。 大部分が食用に適し、甘味を中心に程よい酸味が調和して、口当たりやわらかい肉質を持つ。 外皮の色が良くついたものほど甘味が強く、味も濃い。 ただし、青りんごは緑色が強いほど熟度がすすんでいない。重みがあり、軽く指で弾くとはずんだ音がするものが新鮮とされている。 りんごのワックス りんごの表面は時折油っぽくベタついていることがあるが、これはワックスや農薬ではなく、りんごから生成されるもの。果実が熟すことにより作られたリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸が表皮に含まれるろう物質を溶かし、ワックスのような膜ができるのだ。 りんごの扱い りんごが最も嫌うのが温度差であり、特に熟成を進める物質であるエチレンガスを発生させるため、一緒に置くと熟成が早まってしまう。 そのため、ひとつずつ新聞紙で包んでビニールに入れ、冷蔵庫に入れ保存するのがよいとされている。 また切った断面をそのままにすると、りんごに含まれるポリフェノールが酸化し、表面が茶色く変色してしまう。(褐変) りんごを加熱調理しない場合には、食塩水やはちみつを溶かした水、酸化防止剤などに30秒程浸すことで、変色を防止することができる。 →りんごの品種