
和三盆糖
カテゴリ:砂糖
和三盆は国産の伝統的な高級砂糖である。
主な生産地は四国で、竹糖という細いサトウキビのみを使用している。
三盆という呼び名は、「盆の上で砂糖を三度研ぐ」という日本で生まれた独自の精糖工程から来たもの。
中国産の唐三盆と混同されないよう、和三盆という名がつけられた。
品のある甘味をもち、きめ細かく口溶けが良い。黒砂糖にも少し似た風味のある味わい。
淡黄色でサラサラとしている。高級和菓子、洋菓子に使用される。
この白下糖は、苦味のある蜜分が含まれた糖質である。白下糖を研ぎ、さらに木綿の袋に入れて加圧して分蜜作業を行う。蜜抜きをする際、「押し船」と呼ばれる圧搾道具が使われる。
研ぎ”を繰り返し、少しずつ分蜜させる。のち寒風で丸一日かけて自然乾燥させる。
一週間以上手間暇かけて上質なものが作られるため、高級な砂糖として重宝されている。
主な生産地は四国で、竹糖という細いサトウキビのみを使用している。
三盆という呼び名は、「盆の上で砂糖を三度研ぐ」という日本で生まれた独自の精糖工程から来たもの。
中国産の唐三盆と混同されないよう、和三盆という名がつけられた。
品のある甘味をもち、きめ細かく口溶けが良い。黒砂糖にも少し似た風味のある味わい。
淡黄色でサラサラとしている。高級和菓子、洋菓子に使用される。
製造方法
サトウキビの搾汁液から灰汁を取り、沈殿物を取り除いて煮詰め、白下糖(しろしたとう)を作る。この白下糖は、苦味のある蜜分が含まれた糖質である。白下糖を研ぎ、さらに木綿の袋に入れて加圧して分蜜作業を行う。蜜抜きをする際、「押し船」と呼ばれる圧搾道具が使われる。
研ぎ”を繰り返し、少しずつ分蜜させる。のち寒風で丸一日かけて自然乾燥させる。
一週間以上手間暇かけて上質なものが作られるため、高級な砂糖として重宝されている。
更新日:2018年12月11日
作成日:2018年09月10日
更新日:2018年12月11日
作成日:2018年09月10日
パティシエWikiは現場で働くパティシエのみなさんの協力のもと制作されています。
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関係項目
• 分蜜糖(双目糖)
グラニュー糖 双目(ざらめ)糖の中で最も小さな結晶の砂糖。 質の良い純粋な甘味と淡白な味が特徴。サラサラとしていて見た目にツヤがある。 水に溶けやすく、他の原材料とも混ざりやすい。 洋菓子製造において最も一般的に使われている。 白双糖(しろざらとう) グラニュー糖とほぼ同じくらい高い純度で、四角い無色透明の小粒の分蜜糖である。 ざらめ糖というと、この砂糖を指すことが多い。 最も純度の高い砂糖の一つでクセがなく上品な甘味。 高温に強い。熱しても変形変色しにくく、ガリガリとした独特の食感になる。 洋菓子のトッピングや飲料、わたあめなどに使われる。 中双糖(ちゅうざらとう) 双目(ざらめ)糖の一つで白双糖にカラメルを添加した砂糖。 黄褐色の小粒で、まろやかな風味と滑らかな甘さが特徴。 醤油と相性が良く、カルメ焼きや和菓子において重宝されている。 煮物や照り焼き、すき焼きなどの和食にも使われる。
• 含蜜糖(白下糖)
含蜜糖(白下糖)とは、ミネラルなどの成分を多く含む「糖蜜」と結晶をわけずに製造したものである。 ※糖蜜 :サトウキビの茎を絞り出したショ糖を含む糖汁。精蜜を煮詰めると結晶ができる。 黒砂糖(別名:大島糖) 精蜜を加熱し、水分を蒸発させて撹拌冷却して固めたもの。沖縄や奄美島、種子島などの甘蔗から作られる。 黒砂糖と黒糖は同義。色は茶色。糖蜜を除かずに作るため、灰分やミネラル分を多く含むコクのある味わいになっている。 粗糖などと黒糖を加えて作ったものは加工黒糖という。 かりんとうなどの駄菓子に使われることが多い。