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ピニョン

カテゴリ:ナッツ類

ピニョン
ピニョン【和:松の実(マツノミ)、英:Pine nut(パインナッツ)、仏:pignon(ピニョン)】

松の実はフランス語で、ピニオン、ピニヨンとも呼ばれ、マツ科マツ属の植物の種子の胚乳の部分を指す。マツ科の植物の種子は100種類以上があるが、比較的大きさがないと食用にできないため、実際に食用になっているのは約20種類程度。ピニオンは古くから食用にされてきた。
日本でのピニオンの利用は、韓国料理やイタリア料理などで多く見られる。クッキーやタルトなどの焼き菓子によく使われる。
ピニョンのおおよその旬は秋だが、輸入しているため一年を通じて手に入れることができる。

ピニョンは松の実という名の通り、松の木にできる種子。松ぼっくりといわれる松笠にできる茶色い種子に包まれた胚乳の部分のことをいい、種子から取り出して食用にする。食用とされる松の実は日本で一般的なクロマツやアカマツからではなく、主に朝鮮やイタリアの松から取られたものが流通している。特にイタリアカサマツから取れたピニョンはバジルペーストやお菓子によく利用される。松の実は人工的に受粉して栽培できないため、価格は比較的高めである。

保存方法

ピニョンは小さく脂質が多いため酸化しやすい。保存は密閉容器に入れて冷蔵庫に入れると2~3ヶ月持つが、なるべく少量で購入した方が良い。

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