
パート・ド・フリュイ
カテゴリ:糖菓

フルーツ・ピューレやジュースに砂糖を加え、ペクチンで固めたゼリー製品。
作り方
1.ペクチンとグラニュー糖を混ぜ合わせておく。
2.クエン酸に水を加えてよくかき混ぜて溶かす。
3.鍋にピューレ、水あめ、グラニュー糖の約半量を入れて沸騰させる。
4.沸騰したら、泡だて器で混ぜながら混ぜ合わせたペクチンを少しずつ振り入れる。
5.煮立ててペクチンを溶かす。
6.残りのグラニュー糖を加え、混ぜ合わせる。
7.再び沸騰させて煮詰める。
8.煮詰まったら火を止め、クエン酸を加える。
9.型に流す。
10.固まったら型から外し、好みの大きさ、形に切る。
更新日:2020年10月23日
作成日:2020年10月22日
更新日:2020年10月23日
作成日:2020年10月22日
パティシエWikiは現場で働くパティシエのみなさんの協力のもと制作されています。
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関係項目
• ボンボン・ア・ラ・リキュール
ボンボン・ア・ラ・リキュール【仏:Bonbon a la liqueur】 日本でいうボンボン菓子のことで、お酒を閉じ込めた菓子のことをいう。 一般には砂糖でできた殻でお酒を閉じ込めるが、日本ではチョコレートの殻で閉じ込めたショコラ・ボンボンが有名である。中でもウイスキーが使われたものは、ウイスキーボンボンと呼ばれる。チョコレートの甘さとお酒のほろ苦さが同時に楽しめる点が魅力的。 ボンボン・ア・ラ・リキュールの中に入っているお酒はアルコール度数がおおよそ2%~3%のものが多い。 歴史 ボンボン・ア・ラ・リキュールという名前は、フランス語で良いという意味の『ボン(Bon)』を二回重ね、酒入りという意味のア・ラ・リキュールと合わせられたもので、良いお酒入りのものという意味になる。 もともと中世のフランス宮廷で権力者の好物として広まり、日本でも舶来の高級品とし、て富裕層を中心に食べられていた高級菓子である。 中世のフランスでは、ボンボンのための専用の容器として「ボンボニェール」というものが作られたほど、宮廷の貴族や貴婦人の間で流行した。
• ジュレ
ジュレ【仏:gelée】 英語でゼリー(jelly)またはジェリー、フランス語でジュレという。本来は「凍らせた」という意味なのでイタリア語のジェラート(gelato)と同じ。 製菓用語としてはゼラチンや寒天、ペクチンなどを凝固剤とした、ゲル状の水分の多いお菓子をさす。 ジュレは果汁、砂糖、ゼラチンを材料とするものに乳製品、卵、香料などを組み合わせて様々なバリエーションがある。ジャムやコンフィズリー、寒天で凝固させた寒天ゼリーなどもゼリーとして分類される。 使われるゲル化剤はゼラチン(動物の骨や皮の成分であるコラーゲンから作られる)、寒天(テングサやオゴノリなどの紅藻類から作られる)、カラギーナン(紅藻類からアルカリ抽出で作られる)、ペクチン(果物や野菜から作られる)などがある。 歴史 ジュレ、ゼリーの歴史は古く、ローマ時代から肉や魚料理の煮こごりを使った料理として作られていた。 お菓子としては18世紀末から19世紀初めにフランス人のパティシエ、アントナン・カレームが広めたとされている。当時はゼラチンを使ったゼリーがほとんどで、今の1.5〜2倍量のゼラチンで固められていた。 日本では寒天は17世紀後半から使われ、あんみつなどが食べられていたが、ゼラチンを使用したゼリー類は20世紀になってから広まった。