
サブラージュ
カテゴリ:混ぜる
クッキー生地を作る時の技法のひとつで、小麦粉とバターを両手で脂肪と粉を混ざり合うように揉み、さらさらした顆粒状にすること。その状態が砂(sable)のようであることに由来している。
サブレ生地は原則、サブラージュを用いて作る。
最初にバターと小麦粉を合わせることでグルテンの発生が抑えられ、生地同士のつながりが弱くなり、食感はサクサクともろくなる。
更新日:2020年10月23日
作成日:2020年10月20日
更新日:2020年10月23日
作成日:2020年10月20日
パティシエWikiは現場で働くパティシエのみなさんの協力のもと制作されています。
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関係項目
• ブランシール
ブランシール(仏:Blancher) ブランシールとは卵黄と砂糖を白くなるまで混ぜること。 または、ドライフルーツや、料理の材料を下茹ですることを意味する。 主に、クレーム・パティシエールやクレーム・アングレーズを作る上で、卵黄と砂糖を混ぜるときに行われる。 手順 ブランシールの方法は、ボールに卵黄と砂糖入れ泡立て器(ホイッパー)を使い混ぜる。 すり混ぜるように撹拌することで空気が含まれ、白くなる。 この作業を行うことで、のちに混ぜる粉類や牛乳などの他の材料が、卵の油脂や水分に影響されることなくなじみ、きれいに混ざりやすくなる。 混ぜ方は、ボールに円を描くように混ぜるよりも、ボールを傾け材料をボールの底に集め、直線を描くように、泡立て器を素早く上下に動かしながら混ぜる方が早く混ざる。 卵黄に砂糖を入れてから混ぜずに置いておくと、砂糖が卵黄の水分を吸ってかたまってしまう。ダマができてきれいに混ざりにくくなってしまうため、砂糖を加えたらすぐ混ぜることが好ましい。
• シュガーバッター法
シュガーバッター法とは、バター生地の作り方としてはもっとも一般的とされる方法である。 砂糖(シュガー)をバターに先に入れるため、シュガーバッター法と呼ばれている。 ひとつのボウルに材料を入れて作るため、少ない器具で作る事ができる方法である。 やわらかくクリーム状にしたバターに砂糖を加えて混ぜることで空気を取り込み生地を膨らませる。 また焼成した生地の断面は大きな気泡が多く、きめが荒いが、やわらかい生地を作ることができる。 手順 1. バターを常温に戻し、泡立て器で混ぜてクリーム状にする。 2. 砂糖を加え、白っぽくなるまでよくすり混ぜる。 3. 溶き卵を数回にわけ、よく混ぜる。 4. 小麦粉を加え、生地につやが出るまでゴムベラで混ぜる。 5. 型に入れ、オーブンで焼成する。 卵の温度が低いとバターが固まり生地が分離しやすいため、卵は常温に戻しておくことが大切である。 また、入れる際は数回にわけ、その都度よく混ぜることでなめらかな生地を作ることができる。 →フラワーバッター法 →オールインワン法