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アプリコット

カテゴリ:果物類

アプリコット【和:杏子、英:Apricot、仏:Abricot】

アプリコットはバラ科サクラ亜目サクラ属。日本ではあんずのことを指し、中国で紀元前3000年前から薬用として使われていたといわれている。

旬は6月下旬~7月中旬で、主な産地は長野県である。冷涼な気候で育つため、りんごの生産地の分布と一致している。長野県と青森県で全国の約98%を生産している。

アプリコットはももとよく似ていて縦に切れ込みが入っており、果皮の色は黄色や橙色である。熟すと濃い橙色になる。日光が当たっていた部分がより赤く色づく。品種にもよるが大きさはおおよそ梅やすももぐらいの大きさで、桃のように果皮に産毛は生えていない。

アプリコットの中には大きな種が1つあり、杏仁(きょうにん)と呼ばれ、昔から薬として利用されていた。この種は色々と食品に活用されていて、アマレットというリキュールもこの種から作られている。
ドライフルーツになることも多く、世界各地で作られている。タルトやショートケーキなどのトッピングに使ったり、コンポートやジャムにも利用することができる。ピューレにした場合も色味が安定しているため、シャーベットやソースなどでも使い勝手がよい。

またアプリコットはペクチンが含まれているため、アプリコットジャムがナパージュとしてつやだしに使われることもある。

保存方法

アプリコットはあまり日持ちがしないため、早めに使うようにする。保存するときは冷蔵庫で乾燥しないようにラップか袋で包んで入れるようにするとよい。ピューレにしたものは冷凍して保存することもできる。

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