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パティシエが読む本


2019/03/27

あなたは最近、どんな本を読みましたか? 本を読むということは、自分の中にはない、新たな世界や知識に触れることでもあります。 本のいいところは、忙しいパティシエも自分のペースで、自分の好きな時間にゆっくりと読めること。

仕事や物事が行き詰まったときや、もっと美味しいお菓子を作りたい・知識を増やしたいと思ったとき、パティシエはどんな本を読むと良いのでしょうか。

技術書

初心者向けのものから上級者向けのものまで、さまざま本があります。 製菓全般のことについて書いてあるものや、チョコレート細工に焦点を絞ったもの、製菓理論を掘り下げたような専門的な技術を記載しているものもあります。 基本的な製造方法を復習するときや、洋菓子コンテストに参加するとき、商品開発を任されたときなどに技術書は大いに役立ちます。

自分一人では思いつかない製造法や食材の組み合わせを知ったり、デコレーション技術などを参考にしたりすることで、商品開発や日々の仕事に役立たせることができるかもしれません。特に製菓理論の本は、自分の知らないお菓子の性質などを知ったり、理解をさらに深めるきっかけになるでしょう。

有名シェフのレシピ本

製菓業界にも他の業界と同様、誰もが知っているような有名シェフや著名人が国内外にいますよね。 洋菓子店で実際に販売されている商品のレシピは一般にはなかなか公開されないものですが、シェフが出版しているレシピ本には、その一部が公開されていることがあります。 製造方法やお菓子のパーツの組み立て方なども詳しく知ることができ、とても勉強になります。

また、普段なかなか会えないようなシェフのエピソードや生き方、お菓子に対する熱い思いが綴られていることも。 技術や知識だけでなく、お菓子やお客様に対する意識などを知ることで、パティシエとしての自分を高めることができるでしょう。

体験記・エッセイ

パティシエという職人の世界で生きていく中で、仕事がうまくいかなかったり、このままこの道を進んでもいいものかと、誰しも迷いや悩みが出てきてしまう時期があると思います。 体験記やエッセイを読むことで、自分と同じような悩みを抱えている人に共感したり、失敗談に勇気づけられたりして、励まされたような気持ちになれることもあります。 著者の飾らないありのままの経験を知ることができ、「こんな方法もあるのか」「こういう選択肢もある」と自分の人生の可能性を広げるきっかけになるかもしれません。

自己啓発書

パティシエの仕事は一見華やかに見えますが、つらいことや厳しいことも多く、気持ちを強く持たなければ、続けていくことが難しい職業でもあります。 日々慌ただしく業務をこなしていく中で意識を高く保ち続けるのは、決して簡単なことではありません。

自己啓発書のなかには、自分の考え方や物事の捉え方など、参考にできることが多くあります。自分のモチベーションを高く保つことができれば、それが仕事に取り組む姿勢にも繋がります。また、自分の人間性を高めていくためのヒントを見つけられる本もあるでしょう。 意識が下がってきているなと感じたとき、「なぜかうまくいかない」と感じるとき、もっと成長したいと思ったときなどに読んでみてはいかがでしょうか。

製菓関連の雑誌

雑誌や情報誌の良い点は、情報が新しいということです。 服に流行り廃りがあるように、料理やお菓子にも流行り廃りがあります。 今トレンドの洋菓子や話題のお店などを知る事ができ、世の中で求められているものを探るヒントになります。 話題の洋菓子店やカフェ巡りをすることで勉強にもなりますし、雑誌の情報をもとに、自分のお気に入りのお店を新たに開拓するのも楽しいですね。

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