スーツ以外で面接にいく場合のポイント【男性編】

面接が決まれば、履歴書や職務経歴書の他に、スーツが必要となってきます。昔のリクルートスーツや、タンスに眠っている結婚式用に購入したスーツを着ればいいや、なんて思っていたりしませんか？ ところが、面接日直前になっていざタンスから出してみたら、汚れやほつれがあったり、体型が変わってサイズが合わなかったりして大慌て。こんなトラブルは、実はよくある話です。

そんなことにならないためにも、この記事では、パティシエ・製菓製造希望の男性が、「スーツ以外で面接に行く場合」のポイントをまとめています。 これから転職活動を始める方も「面接に来ていくスーツがない…でも今から新調するのもな…」と悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも、スーツ以外で面接に行くのってアリ？

男性の場合、基本的には上下揃いのスーツ、白のYシャツにネクタイ着用が望ましいですが、「スーツで来てください」等服装の指定がない場合は、スーツ以外の服で代用が可能な場合があります。 といえども、奇抜なデザインTシャツにジーパンといった”日常の私服”で面接にいくと、「常識がない」などの第一印象を持たれ、選考に影響してしまう可能性は大いにありえます。つまり、遊びに出かけるような普段着で面接に出向くのは好ましくないといえるでしょう。

では、どんな服装なら良いのでしょうか。

スーツ以外で面接に臨む場合の「服装」は？

ジャケット・スラックスを着用しよう

上下揃いのスーツがない場合、面接の最低限のマナーとして、スラックスとジャケットを着用すると良いでしょう。上下色違いでもかまいませんが、黒・紺・グレー・茶など落ち着いた配色が好印象です。 インナーも派手な柄ではなく、白や水色、ストライプ柄のYシャツを着用するなど、清潔感も重要なポイントとなります。 夏の暑い時期でしたらジャケット着用の必要はなく、YシャツだけでもOKです。ネクタイも着用がベストですが、ノンネクタイでも問題はありません。

靴は黒か茶系のシンプルな革靴がベスト

男性の場合、基本的には黒が茶系の革靴になります。スニーカーやサンダルなどで面接に行く人はいないと思いますが、靴の手入れ具合や綺麗さなどをチェックするオーナーや製造責任者などの面接官もいるようです。 人工皮革など高価なものでなくても構わないので、綺麗でスラックスとバランスのとれた靴選びを目指しましょう。

鞄も黒か茶系のシンプルな手提げ鞄がベスト

鞄はA4サイズの書類が入る程度の大きさで。面接の際は床に置くことも多いので底板があって自立できるもののほうが倒れにくくて安心です。リュックサックやショルダーバックはカジュアルすぎるので、面接には不向きといえるでしょう。服装と合わせたときに違和感のない鞄を選びましょう。

清潔感が第一！身だしなみのポイント

服装以外で注意しておきたいのが、髪型です。食品を扱う仕事ですし、髪の毛などの異物混入の原因にもなるので、清潔感のある短髪で面接に臨むと好印象になります。 髪色の規定が厳しくないお店もありますが、明るすぎる髪は「不真面目そうだ」という第一印象を与えてしまうので、黒髪や暗めの茶髪に染めた方が良いといえるでしょう。 また、面接では清潔感を印象づけるため、髭はきれいに剃って面接に臨まれることをオススメします。

まとめ

男性がスーツ以外で面接するポイントをご紹介しました。
面接時にどんな服装で臨むべきかは、面接を受ける会社によって変わってくる場合もあります。 時には普段着でいいよと言われるお店もありますが、さきほど述べたとおり、面接は第一印象がすべてともいえますので、良い印象を残せる服装を選ぶと良いでしょう。

また、面接へいくのが個人経営のパティスリーであれば、スーツ以外の服装でも嫌な顔をされることは少ないです。 逆にホテルブティックや大手洋菓子メーカーなどに面接に行く場合は社会的マナーを大切にしているところが多いので、他業種の社会人と同様、スーツ・ネクタイ着用が必要といえます。

面接時の外見も重要ですが、面接官は「一緒に働くことになるかもしれない仲間」として、あなたの声の大きさや会話力、表情、言葉遣いをチェックしています。しっかり準備をして面接に臨んでくださいね。