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パティシエの留学について


2019/03/27

パティシエならば、一度は洋菓子の本場「フランス」「ドイツ」「ウィーン」などのような外国で働いてみたいと思うものではないでしょうか。実際、有名パティシエの多くが外国で修行して本場の技と知識を身につけ、日本で活躍されています。ここでは、どうすれば海外のパティスリーで働くことができるか、その方法について紹介していきます。

専門学校で海外研修を受ける

最近では「海外研修」をプログラムに盛り込んだ専門学校も多くなってきています。このプログラムを使うことにより、研修先で本場の技術や材料に触れ、その国の食文化や歴史を肌で感じることができます。日本で働いているパティシエでさえ、なかなか得難い機会なので非常に貴重な体験になるでしょう。

学校によっては海外就職をサポートしているところもありますが、大抵はこの経験だけで海外で働くのは難しいです。海外で働くためには、現地の人たちとの就職競争に勝たないといけません。そのためには、パティシエとしての知識や技術だけでなく、「語学力」も当然ながら必要になってきます。学校によっては、留学を目的としたプログラムもあり、そこで現地の言葉の勉強も学べます。この様なプログラムを利用することが、海外で働くきっかけになるのかもしれません。

留学して働く

海外で働くための手段の一つが、海外へ留学して卒業後に現地のお店に就職することです。ほとんどの人は、留学先でスキルを身につけたあとは帰国し、就職先のパティスリーでその技術を役立てようとしますが、中には、卒業後そのまま現地で就職して働き続けるケースもあります。海外に留学する方法としては、国内の製菓学校の留学プログラムを利用して、海外で学ぶ方法と、海外留学プログラムを扱う企業を利用して目的地に行く方法があります。

海外で働くには、言葉、現地の生活習慣、職場環境の違いなど、お菓子造り以外でも克服すべき壁がありますが、この様な留学プログラムを利用することによって、厳しくも夢の海外就職も現実に近づきやすくなるでしょう。

海外で働くためのビザ

海外で働く地として人気が高いのがヨーロッパですが、海外で働くときにはその国が発行する「ビザ」が必要になります。例えばフランスで働く場合には、「ワーキングホリデービザ」か「就労ビザ」が必要です。「ワーキングホリデービザ」は18歳から30歳までが対象で、滞在期間は1年。フランスの事を知るために働くこともできるビザです。

「就労ビザ」は長期間の就労が可能ですが、ビザの申請前に、現地の雇い主から管轄の労働局に労働許可書を申請してもらわないといけません。「就労ビザ」を得るためには、事前に就労先が決まっていることが条件です。これらの他に「学生ビザ」を取り、現地の学校に留学して、そこから就職先を探す方法などもあります。ですので、まずは、自分の目的にあったビザを調べて条件が合えば申請してみるのがいいでしょう。ただしヨーロッパでは、失業率が高いことと、ビザを持たずに働く移民の取り締まりが厳しいことからビザの取得が難しくなっているようです。

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