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シャンパン

カテゴリ:酒類

シャンパン【英:champagne(シャンペイン)】

スパークリングワインの一つ。
フランスのシャンパーニュ地方で作られるもので、一定条件下で作られる白、ロゼの発泡性ワインである。
原料は、赤用のピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、白用のシャルドネの3種類。

他のワインでは、ボトルに年号(ヴィンテージ)が表記されているが、シャンパーニュにおいては当たり年のブドウで造った、ヴィンテージシャンパンも存在する。また、そのブドウと他のブドウを混醸されたものも多く出回っている。
シャンパンの特長は、異なる畑のブドウを混醸することなどがある。
フランスでは、ピンク色の焼き菓子に浸して食べられ、ビスキュイシャンパーニュと呼ばれている。

作られ方

1.圧搾
4000kgのブドウから絞った2050ℓ分の一番果汁はキュヴェと呼ばれ、上級シャンパンに使用される。
2.キュヴェ仕上げ
畑(またはその近隣)から集めたキュヴェに、当たり年やワインを加えることでメーカーの個性を出す。
3.発酵
4.樽出し
5.瓶内で2次発酵
6.動瓶(ルミュアージュ)
澱が口の近くにたまるように、3週間~3ヵ月かけてゆっくりと動かす
7.澱引き
8.詰栓

保存

他の多くのスパークリングワインと同様、フレッシュなシャンパンであれば冷蔵庫(6~9℃)で冷やすのが望ましい。
抜栓前に瓶を振ってしまうと、抜栓と同時に中身が炭酸ガスと同時に噴出してしまう。
抜栓後は、炭酸ガスがなくならないように、早めに使い切るか、専用の栓をして保存する。


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