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グロゼイユ(赤すぐり)

カテゴリ:果物類

グロゼイユ(赤すぐり)
グロゼイユ【和:赤すぐり、仏:groseille、英:red currant (レッドカラント)】

グロゼイユはスグリ科スグリ属の低木になる果実で、房状に実がなるところからフサスグリとも呼ばれている。ヨーロッパが原産である。ヨーロッパでは古くからジャムや果実酒、料理など食用されてきた。

グロゼイユはヨーロッパではよく栽培されているが、日本国内では長野県で少し作られているだけで一般には市場にほとんど出回らず、業者と契約している企業や店舗のみが購入できる。生のものは夏はアメリカやカナダ、冬はニュージーランドやチリから輸入され、一年を通じて手に入れることは可能である。また、冷凍されたものも多く、フランスなどのヨーロッパから輸入されている。

グロゼイユは直径5~10mmほどの球状の実をつけ、果頂部にはガクが残り、房のようにたくさんの実が成る。通常は実は赤いが、白い実のホワイトカラントもある。酸味が強いため、そのまま食べるより砂糖などを加えて加工して使われることの方が多い。

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