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専門学校にいくべき?パティシエを目指す人たちへ贈る先輩たちの声


これからパティシエを目指したいと考えている学生や社会人の方のなかには、パティシエになるなら専門学校に通ったほうがいいのでは、と考える方も多いのではないでしょうか。
パティシエは専門職。専門学校や製菓学科のある学校に通うのは、自然な流れのように感じますよね。

ところが、パティシエントの匿名型アンケート「パティシエ世論BOX」に投稿されたこの質問には、意外な回答が集まっています。

2019年3月時点では、この質問を回答した436人のうち「通った方がいい」が47%(207人)「通わなくてもいい」が53%(229人)
通わなくてもいい派がやや多く、現役パティシエや、スタッフを採用し・教育する側であるオーナーたちからは、さまざまな意見が寄せられました。

そこで今回は、アンケートに寄せられたコメントを引用しながら、「専門学校に通う」ことのメリットとデメリットを考えていきたいと思います。

実際に専門学校に通う・通わないで、仕事にはどう影響してくるのでしょうか。
これからパティシエになりたいという方は、参考にしてみてくださいね。

専門学校、ネックになるのはやはり学費?

専門学校に「通わなくていい」派からはこんなコメントが。

と、現実的な意見があがっています。
製菓専門学校の1年あたりの学費は約150〜200万程度。初年度学生納付金額が平均約130万円である私立大学に通うのと同等か、それ以上の額※になっています。実習の比率や教育体制、学校の設備が整っているところであるほど、学費は比例して高くなります。

無理して奨学金を借りて学校に行けば、見習い時代の少ない給与を奨学金の返済にあてて、苦しい生活をしながら必死に仕事をすることになってしまう可能性もあります。
学校にいくべきか迷っている方は、専門学校に通うことで得られるメリットと、その分必要になる学費のことを考えた上で、自分の道を考えてみてくださいね。

※文部科学省調べ「私立大学等の平成29年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」参考

専門学校へ通うメリット

それでは、専門学校に通って得られるメリットとは、実際どのようなものでしょうか?

温度や湿度、状態、作業環境などが仕上がりに大きく影響してくるお菓子作りは、クリエイティブでありながら「理論」で成り立つもの。
お菓子は科学とも言われますが、カリキュラムに沿って理論を学ぶことができ、先生に質問できる環境があることも、学校に通って得られる大きなポイントです。

学校では、お菓子の配合・扱い・仕上げ方などを一通り習います。 基本の生地やクリームから焼き菓子やデセールまで幅広く経験できるので、現場に入ったときに学校での経験を思い出しながら仕事を吸収していくことができます。

しかし、ひとことに専門学校といえども、いろんな学校があります。
例えば、公衆衛生学や食品衛生学などを学ぶ「座学」がほとんどない実習が中心となる学校では、一通りの基礎知識を幅広く学べる分、製菓衛生師免許の受験資格はもらえないところもあります。 実習の設備や授業内容、教育方針も学校によって変わってきますので、自分が行こうとしている学校がどんな学校なのかしっかりチェックしておく必要があるでしょう。

就職先によっては圧倒的に有利になるという意見も。
そして、専門学校には個人店から大手企業まで新卒採用の求人が届くので、学校に行かずに就職活動をするより選択肢が広がるともいえます。

また、厚生労働大臣が指定する製菓専門学校に通えば、卒業時に製菓衛生師免許の受験資格を得ることができます。製菓衛生師免許をもっている、独立開業する際に必要な「食品衛生責任者」の資格を申請のみで取得することができ、海外で働くための就労ビザが取得しやすくなることがあります。

学校を出ていない人が受験資格を得るためには、2年以上の現場経験が必要とされます。
将来絶対に独立する!と決めている方にとっては、専門学校を卒業して最短で免許を取得し、食品衛生責任者の試験をパスするのが効率的ともいえるかもしれません。

「その職場のやり方」に適応する順応性が必要

多くの専門学生が就職後につまづくと思われるのは、”学校”と”職場”の違い。学校では1〜2年かけて製菓について学びますが、学校で学んだことが絶対的なルールではありません。
材料や道具の呼び方が違えば手順が違うことも多くあります。「学校ではこう習ったのに」といって就職したお店のやり方をうまく吸収してもらえないと、先輩やオーナーにとって悩みのタネになってしまうかもしれません。

オーナーからのアドバイスは「大事なのは『パティシエという仕事』への姿勢」

アンケート結果では意見はほぼまっぷたつに割れましたが、両派で同じ考えを述べているオーナーからのコメントもあります。

専門学校に行った人は、学校の経験を現場に活かしていくか。行っていない人は、自分で学んでいくという意志があるかどうか。
オーナーたちが考えるのは、学校へ行っても行かなくても、大切なのはパティシエという仕事にどう向き合うかという姿勢を大切にしてほしいということのようです。

製菓理論や食品衛生について知識をある程度持っておいてほしいと望むオーナーの方もいると思いますが、学校に通ったかどうかは、パティシエという仕事をする上で問題ではなさそうです。

実際に専門学校に通わずにパティシエになっている人も

パティシエ世論BOXの別の質問を見てみると、 「今パティシエやってるひと、製菓学科のある学校や専門学校に通ってましたか?」 という質問に対し132人が回答、うち36%を占める47人が「通っていない」と回答しています。(2019年3月時点) 専門学校にいかずに現場に入り、パティシエとしてキャリアを積む人も少なくないようですね。

まとめ

パティシエになるために専門学校にいくべきかどうか。 未来のパティシエたちの疑問に対し、経験したからこそわかる先輩やオーナーの意見は「お金に余裕があれば通った方がいい」「別に行かなくてもいい」さまざまです。

これからパティシエになりたい、と考えている人は「学校にいく」「すぐに現場に入る」にそれぞれどんなメリットとデメリットがあるかを知った上で、自分の選んだ道を進んでほしいと思います。

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他の人の回答やコメントから、疑問へのヒントが得られるかも…? あなたもパティシエに関する疑問が生まれたら、気軽に使ってみてくださいね。

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この記事の筆者

森野みどり

PATISSIENTのライター。パティシエ経験者。さくらの季節がやってきました。今年も元気にさくらスイーツ狩りにでかけます!

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